ワシントン・タイムズ・ジャパン

国際学力テストで、日本の「読解力」が低下している!?

学力は本当に低下したのか!?

いつも話題になる、国際学力テストの問題。結果が発表されて、また騒がれそうです。

<国際学力テスト>日本、読解力低下 科学・数学は改善

今回は、読解力が低下して、理系の方は改善されたとのこと。皆さん、この問題はどう捉えてらっしゃいますか?

以前、世界大学ランキングの順位について書いた事がありましたが、(結構良い評判を頂きました。)こういう国際ランキングって、順位だけで一喜一憂してはいけないと思います。

世界大学ランキングで東大の順位が下がったからと言って、何か問題でも??

この記事の時にも、ランキングを付けるなら、その採点項目を見ようって事で、見てみたら欧米の大学に有利な項目で配点が高い。日本の大学だって優秀な所が多いのです。

で、今回の国際学力テストについても、世間で言われてない所を少し触れてみようと思います。

まず、国際学力テストって言っても、色々あります。今回はPISAテストっていう、よく取り上げられる一般的なテストの結果のニュースですね。そして、読解力が低下したっていう根拠の部分を引用すると・・・

日本の平均点は「科学的応用力」が前回12年の4位から2位、「数学的応用力」は7位から5位と共に順位を上げたが、「読解力」は4位から8位に落ち、平均点も22点下がった。

要するに、「読解力」を図るとされている採点項目で、順位と平均点が低下したから、日本人の読解力も低下した、と判断されているのです

これ、厳密に言うと違いますよね。順位は相対評価ですし、平均点っていうのは、テストそのものの難しさに大きく左右されますから、このデータだけ見たって、日本人の読解力が低下したか判断出来ないのでは?(ニュースのコメント欄に、「順位が上がって改善とか、下がったら低下とか、この意味が分からないのは読解力が足りないから? 」とあって、ごもっともだと思いましたね。)

単純に、日本より外国の方が読解力を向上させているって事で、そこを憂うべきだと思います。ちなみに、文科省の「言い訳」がしょうもないです。冒頭のリンク先から読めます。

あと、良く言われるのが、「ゆとり教育で学習内容を削減したから、国際学力テストで結果が悪くなった」って指摘ですが、これも正しいかどうか、怪しいと思いますね。

気になって、どういう問題が出題されてるか調べてみたら、文科省にありました。
PISA 調査問題例~ – 文部科学省ホームページ

始めの問題だけ、この記事の最後の方に画像添付しておきますね。

これが、結構難しい!!というか、日本の学校では習わないような内容だと思いませんか?簡単に解けるかな~なんて思って考え始めたら、意外にややこしい選択肢を配置しています。これは、日本の学校教育を受けてても、中々解けるようにはならないでしょうね。

単純に学力が上がったとか、下がったとかって論ずるのは難しいですが、こういうニュースを機に、日本の教育レベルが問題になって、政府が教育に予算を付けてくれるようになったら嬉しいですね。

【〆の一言】
PISAテストはよく話題になるので、ピザって覚えておきましょう!





「東大に文理両方に合格した男が綴る、受験の戦略」より転載
http://ameblo.jp/pipinee/

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