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マレーシアの多民族国家としての強み

原 啓文氏

マレーシアの教育現場で(下)

マレーシア日本国際工科院准教授 原 啓文氏に聞く

国際性豊かな教授陣/多民族、多宗教をうまく融合大学のコンセプトはASEANの教育ハブ

マレーシアの教育現場で困ったことは?

 言葉の問題が大きい。日本だと専門書も日本語で読めるが、マレーシアにはマレー語の専門書がない。高等な教育になればなるほど英語に対応するマレー語がほぼ無いに等しい。ほとんど英語をマレー語の中にポンと埋め込むような形になる。

言語対応の文化の器の差というのは、大きいかもしれない。

 さらに言えば、それをどこまで発展させてきたかという歴史の厚みの問題だ。日本は明治維新から始まった教育システムの中で、高等教育を自国の言語で教えている。マレーシアのように、ここ40~50年ぐらいで急速にそれをやろうとした場合、言語としてそれを受け入れる時間が無い。だから手っ取り早く英語でやらざるを得なかった事情がある。


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