«
»

縄文の竪穴式は“住居”か 北海道考古学会の大島直行会長が疑問提示

縄文の竪穴式は“住居”か

「母胎に見立てた造形」

 北東北を含め北海道の縄文時代の遺跡群を世界文化遺産に登録させようと、北海道庁はさまざまな啓蒙(けいもう)・啓発キャンペーンを展開している。そんな中、北海道の先史時代に対し地道な研究を続ける北海道考古学会は、毎月会員が研究テーマを携え、報告発表する月例研究会を行っている。9月は同学会会長の大島直行氏が縄文時代の竪穴式について、また同学会会員で札幌学院大学人文学部講師の大塚宜明氏が旧石器時代の黒曜石の産地について、それぞれ私見を披露した。(札幌支局・湯朝 肇)

 「中学校の歴史の教科書に縄文時代の竪穴式建物は住居だと記しています。しかし、本当に住居だったのでしょうか。これまで縄文時代は竪穴式のつくりを住居=定住という枠組みの中で論じてきましたが、『定住』社会であったとする根拠は希薄です」


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
無料で毎月10本までご覧になれます。
新規会員登録へ

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。