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児童ポルノ被害児童最多「自画撮り」が4割占める

児童ポルノ被害児童最多「自画撮り」が4割占める

児童ポルノ事件の被害児童

 児童ポルノ事件の増加に歯止めがかからない。

 警察庁がまとめた今年上半期の事件状況によると、送致件数は831件、被害児童383人で、いずれも過去最多。被害児童は昨年同期に比べると、58人(18%)も増えている。

 背景にあるのは、スマートフォン(スマホ)の普及だろう。それは、被害者が無料通信アプリLINEやメールで自分の裸を撮影して送る「自画撮り」が全体の4割も占めたことでも分かる。

 今年6月に検挙された23歳の派遣社員の男は、無料通話アプリのIDを交換する掲示板で知り合った女子中学生(14)に、プリペイドカードを与える約束をして裸の画像を送らせていた。一度だけでなく、その画像をばらまくと脅して繰り返し送信させるという悪質さだった。

 画像はネット上で拡散することがあるので、被害者の人生を左右するほど深刻な影響を受けるケースが少なくないが、家庭や学校における対応しだいで、被害を減らすことも可能である。まず保護者が子供にスマホを与えっぱなしにしないで関心を持つこと。そして、有害サイトへの接続を遮断するフィルタリングサービスを必ず使うなどの注意は不可欠である。

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