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小学生のいじめ事件増加、一層の取り組み強化を

小学生のいじめ事件増加、一層の取り組み強化を

いじめの認知(発生)件数

 平成27年版の子供・若者白書によると、学校(小中高校)によって認知されたいじめは、平成25(2013)年度は185,803件と、24年度(198,109件)から若干減少した。しかし23年度は70,231件だったので、1年の間に13万件ちかく認知件数が増えたことになる。

 平成18年度に調査方法が改められて以降、認知件数は減少傾向にあったが、平成23年に滋賀県大津市内の市立中学校で起こったいじめを苦にした自殺事件の影響で、学校や社会のいじめ問題に対する姿勢が改められたことが分かる。

 一方、学年別の認知件数をみると、一番いじめが多いのは中学1年生で過去3年間変化なしだが、全体の中に占める割合は21.7%、15.0%、14.8%と徐々に減っている。その一方で、小学校各学年の割合が増加傾向にあり、25年度は各学年とも10%前後を占めている。

 このような傾向は警察によるいじめに起因する事件の検挙・補導人数の変化にも表れており、23年に200人余りだったのが、24年に511人と急増し、25年には724人となった。また、中学生が全体の7割強を占めているが、小学生の増加も著しい。自殺までに至らなくても児童・生徒の心に永遠に傷を残すいじめ。取り組みを一層強化すべきだ。

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