スクールカウンセラー配置20年、活用に課題も
スクールカウンセラーの配置は、いじめや不登校問題の解消を目的に平成7年度に始まった。現在、公立小学校の65%に当たる1万3800校、中学校全校約1万校、あわせて2万3800校に配置されている。開始20年、カウンセラーの活用状況、質の問題など課題は少なくない。
スクールカウンセラーの多くは臨床心理士と呼ばれる心の専門家で、非常勤職員としていくつかの学校を掛け持つ。相談業務は1校あたり平均週1回、4~8時間、年間35週。都道府県によって、人材の不足や偏在、財政状況等の理由で活用状況に開きがある。
近年、命にかかわる深刻ないじめ、発達障害や小児うつなど精神心理疾患、傷害事件や子供の貧困問題など、多岐にわたる心のケアが求められている。
配置前と後では一定の成果は見られるものの、週1回、数時間の相談業務では継続的な相談効果や学校との一体的、組織的な相談体制の確保は困難と言わざるを得ない。
相談体制の改善・充実は当然必要だ。ただ財政上の問題もある。身近な親、教師がまず子供の心の変化や危機に早めに気づき、放置せずに対処する。家庭・学校・地域それぞれの見守り意識を高める必要があろう。
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