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柔軟なアメリカの大学制度

大藏 雄之助

教授と“契約”する学生

評論家 大藏 雄之助

 アメリカの大学の新学年の始まりは9月であるが、セメスター制(半年単位)やクオーター制(3カ月単位)をとっているので、日本のように一斉入学はなく、保護者が出席するような入学式もない。しかし、統一の卒業式(学位授与式)はあり、たいてい5月下旬か6月上旬に設定されている。もっとも、全員がその日に卒業するわけではなく、前年の秋からこの年の春までに規定の単位を取得して卒業資格を得ている者もおれば、間もなく秋に卒業扱いになる学生もこの卒業式に出てもよい。

 面白いのは、この場に多数の父母を見かけることだ。私はアメリカでも子離れができないのかと思ったら、知り合いの教授が「あれは借金取りだ」と言って笑った。


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