ワシントン・タイムズ・ジャパン
«
»

ゲノム研究でがん患者に合う治療が可能に

ゲノム研究でがん患者に合う治療が可能に

「未来に夢ある」がん医療、オンラインで都民講座

九州大学大学院薬学研究院の藤田雅俊教授

 東京都医学総合研究所はこのほど、都民講座「ゲノム研究がもたらす新しいがん医療」をオンラインで開催した。「ゲノム研究から明らかになった発がんの仕組みと、それを利用した新しいがん治療法の開発」と題して、九州大学大学院薬学研究院の藤田雅俊教授が講演した。以下は講演要旨。(竹澤安李紗)

 われわれは全て細胞からできている。しかし、細胞は遺伝情報を持つゲノムの「家」にすぎない。細胞同士は、たんぱく質という「電話線」を介し、常に「会話」をしている。その会話の結果、敵と認定し、相手を攻撃することもある。

 細胞同士の会話には「話し掛けている」細胞と、「聴いている」細胞があり、後者は受容体たんぱく質を持つ。この受容体たんぱく質が「話し掛けている」細胞から伝令を受け取り、細胞増殖など何らかの働きをする。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
無料で毎月10本までご覧になれます。
新規会員登録へ

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。