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『新しい公民教科書』検定合格に寄せて

小山 常実

検定に名を借りた検閲 国民の「政治に従う立場」削除

『新しい公民教科書』代表執筆者 小山 常実

 本年3月24日、自虐史観打破の運動の先頭に立ってきた自由社の『新しい歴史教科書』は、不正検定を受けて正式に検定不合格となった。同日、同じく自由社の『新しい公民教科書』は、検閲とも言える過酷な検定を乗り越えて、検定合格した。筆者は、この教科書の代表執筆者として検定過程に立ち会ったが、特に二つのことを感じた。

同じ箇所何度も修正要求

 第一に、今回の公民教科書の検定は検閲と呼んでもよいものであった。まず、現代日本の政治体制を立憲君主制と捉える記述が、前回に続いて、検定を通じて削除された。立憲君主制論は公権解釈である。公権解釈をそのまま記すことさえ許さない検定とは、特定の思想勢力による検閲ではないかと思う。


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