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伝統否定する厚労省「子育て革命」

高橋 史朗

体罰と躾を混同するな 「不動の真理」放棄する暴挙

麗澤大学大学院特任教授 高橋 史朗

 「子供の最善の利益」の名の下に、静かな「子育て革命」が厚生労働省のイニシアチブで進められている。背景には、相次ぐ児童虐待死事件やスポーツ界の体罰問題などがある。

 昨年6月に成立した改正児童虐待防止法の4月施行を受けて、厚労省は昨年12月3日、体罰に関する指針案を公表した。パブリックコメントの形で広く国民の意見を集約した上で、3月末までに決定する予定である。

 この指針案には、「身体に何らかの苦痛又は不快感を引き起こす行為(罰)は、どんな軽いものでも体罰に該当し、法律で禁止する」と明記されている。

 これは厚労省の「体罰等によらない子育ての推進に関する検討会」(大日向雅美座長)がまとめた報告書『体罰によらない子育ての推進について』に基づいており、「たとえしつけのためだと親が思っても」という文章に続く文章の引用文である。

教育に必要な父性原理


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