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新たな道徳教育学の樹立を

高橋 史朗

「生命の尊重」を中核に 内在する道徳性の発達を支援

麗澤大学大学院特任教授 高橋 史朗

 政府の教育再生会議は第2次報告で「徳育を『新たな枠組み』で教科化し、社会総がかりで徳のある人間を育てる」よう求め、「新たな枠組み」について、次のように提言した。

 「国は、脳科学、社会科学等の科学的知見と教育の関係について基礎的研究をさらに深めるとともに、その知見をもとに、発達段階に応じた徳育体系の在り方や、効果的な教育手法について整理し、学校教育に活用することを検討する」

「協力」が道徳生み出す

 認知心理学、進化心理学の著しい進展によって、道徳は大脳組織に組み込まれており、道徳中枢は存在しないが、道徳的課題に応じて働く脳の部位と機能が異なり、独自の神経ネットワークがあることが判明した。


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