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普通の子供を素晴らしく

中塩秀樹氏

開拓力と誇り持つ人材育成

平成の松下村塾塾長 中塩 秀樹氏に聞く

 長く教育の現場で働いてきた中塩秀樹氏は今年4月、山口県岩国市で「日本の未来を切り拓く、誇りある日本人」を育成するため、「松下村塾」を平成の世に復活させた。中塩氏が塾長を務める「平成の松下村塾」の特徴は、優秀な子供をさらに伸ばしていく英才教育ではなく、普通の子供を素晴らしい人材に育成しようとしている点だ。中塩氏に、その経緯と抱負を聞いた。 (聞き手=池永達夫)

どういう少年時代を過ごしたのか。

 父親は、広島の呉で製パン業「メロンパン」を創業した。このメロンパンにはあんこが入っていて、呉で知らない人はまずいない。

 私の父親は朝2時に起きて仕事を始め、夜8時に閉店し消灯は9時だった。わずか6畳一間に家族7人が寝た。ここでは夜起きて夜中まで勉強することは許されなかった。当然、勉強机も勉強部屋もなかった。


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