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終わってみれば、後出しジャンケン有利説を覆して…

 終わってみれば、後出しジャンケン有利説を覆して先行逃げ切り圧勝で初の女性都知事の誕生。自公与党も民共など4野党連合も、政党支援なしで孤軍奮闘した小池百合子さんに負けたのである。

 昨日の新聞から。「極めつきは党都連所属議員が非推薦候補を応援すれば処分するとの都連会長名の文書」「都連幹部は『敵に“塩”を送り逆効果だった』と漏らす」(産経)。

 天声人語(朝日)も「推薦しない候補を応援すれば処分の対象になると、都連が所属議員に通達した。たとえ親族が応援しても」と度量の狭さを「自民党は、小池氏の引き立て役になった感すらある」と皮肉る。

 野党もまたひどかった。都政の課題ではない改憲阻止で鳥越俊太郎氏が突如「出馬の意向を示すと、野党4党はこぞって支持」。準備していた候補がありながら、公約の準備もない「鳥越氏に相乗りしたことは、政策よりも野党共闘路線を優先させたと言われても仕方ない」(読売・原口隆則社会部長)混迷ぶり。

 原口氏は都民の選択をまとめて「与野党が参院選の構図そのままの『政党の論理』を都知事選に持ち込んだことに対する拒絶反応の結果」と分析する。ここまで“あっぱれ”の小池新知事。

 「有権者の支持を得たからといって、議会を抜きに物事を進められるわけではない」と日経・社説は諌める。これからは待機児童の解消など公約を着実に実現していく調整力が求められる。

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