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1月に始まったSTAP騒動は、今月19日の…

 1月に始まったSTAP騒動は、今月19日の理化学研究所の会見で事実上終了した。この騒動では自殺者も出たが、結局は「成果なし」だった。

 検証実験の結果については「今回はSTAP細胞が再現されなかったのであって、細胞そのものが存在しないとは断定できない」とも言える。しかし、論文の筆頭著者である小保方晴子さんが再現できなかった以上、STAP細胞はなかったと考えるしかない。

 「論文はダメでも細胞はある」との希望を抱いた人々もいたが、それは否定された。だが、その存在の発表は意図的になされたのか、それとも何らかのミスによるものだったのか、との疑問は残る。意図してそんなことをすれば、研究者としての立場を失う。

 となればミスだったのだろう、と推測するしかない。小保方さん本人が仮にミスを犯したとして、周囲の名だたる学者たちが、そのことに全く気付かなかったことは不思議だ、という声もある。

 だが、「ハーバード大学からやってきた研究者が初歩的なミスを犯すはずがない」との周囲の思い込みもあって、小保方さんの実験ノートの確認などは行われていなかった。研究当事者のミスと、周囲のチェックミスが不幸にも二重に働いてしまった。

 1月の発表当時の派手派手しさも、騒動のその後の展開に作用した。これほどの騒ぎとなったのは、メディアに大きく取り上げられたため、ということは否定し難い。

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