ワシントン・タイムズ・ジャパン

【上昇気流】濃厚接触者の隔離期間と社会活動への影響

新型コロナウイルスの新規感染者が全国で1万8000人を超え、これまでにない感染爆発の様相を呈しつつある。「オミクロン株」は重症化リスクは低いと言われるが、感染者や濃厚接触者の爆発的増加による医療崩壊、その他社会機能への影響が心配だ

オミクロン株拡大する英、感染者2日連続9万人

18日、英ロンドンで、ドライバーらに新型コロナウイルスの検査を行う医療関係者(AFP時事)

東京ではピーク時の新規感染者数が1日1万人を超すとの専門家の試算も出ている。増加の勢いを見ると、その可能性は高そうだ。

オミクロン株の場合、ほとんどが無症状や軽症というが、そういう人でも14日間は隔離期間となる。これによる社会的な影響は大きい。海外では、医療や通信、運輸などへの影響が出ている国もある

政府は濃厚接触者の隔離期間を14日間から10日間ないしそれ以下に短縮することを検討し始めた。しかし、そもそも感染者でもない濃厚接触者に14日間もの待機が必要だったのか

米国、フランス、英国などは、ワクチン接種を完了していれば待機期間など設けていない。2回目接種未完了の場合も、待機期間は米国が5日、英仏が7日間である。日本は接種者も14日間としてきた。何でも欧米を基準にする必要はないが、何のためのワクチン接種かと言いたい。

隔離期間を長くしておけば、何かあった場合も非難の的にならないくらいの発想で決めていたのだろう。感染爆発でいよいよそんなことも言っておれない状況となり、社会活動にも支障が出てきたため慌てて見直しを検討し始めたようにみえる。

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