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東京都の新型コロナウイルスの新規感染者数が2日連続で100人を超え

 東京都の新型コロナウイルスの新規感染者数が2日連続で100人を超え、全国でも2カ月ぶりに200人を上回った。感染拡大の「第2波」が生じ、緊急事態宣言の頃に逆戻りするのではとの懸念を多くの人が持っている。一方で、経済などいったん再開した動きは止めたくないという空気もある。

 小池百合子都知事は再度の休業要請について「国サイドの緊急事態宣言が行われた場合、改めて専門家の意見を踏まえて判断する」と述べる。政府の方は、安倍晋三首相、西村康稔経済再生担当相、加藤勝信厚生労働相が会談し、再び緊急事態宣言を出す状況ではないとの判断だ。

 しかしせっかく収束が見えてきた地方の首長が、東京との行き来で再び感染が広まることを心配するのは当然だ。週末を前に近隣の茨城県、山梨県などの知事は、東京への不要不急の移動を控えてほしいと県民に訴えた。

 新たな感染者は重症化リスクが低いと言われる20~30代が7割近くを占め、それが4月の状況との違いという。しかし、そこから重症化リスクの高い人々へと感染が広がる。

 東京都での感染拡大は、飲食関係、とくにホストクラブなど接待を伴う店に集中している。こうした特定の店に、補償を伴う休業要請などピンポイントの対策を速やかに取るべきだと橋下徹元大阪府知事がテレビの報道番組で強調していた。

 感染拡大防止と経済を回すことの両立の道はそこにあると思うのだが。

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