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高校スポーツ、各地で代替大会の実施が次々

 新型コロナウイルス禍で、今夏の全国高校総合体育大会(高校総体)や全国高校野球選手権大会など、高校スポーツの全国大会が軒並み中止になった。しかしその後、各地で代替大会の実施が次々と決まり、始まったところもある。

 代替大会――その手があったのかという感じだが、高校野球連盟(高野連)は従前よりその構想を持っていたようだ。しかも保護者らの、しかるべき大会を開いてほしいという要望もずいぶん大きかった。

 静岡県では、甲子園中止が決まった5月20日、野球部員の保護者らを中心に「静岡県高校球児援軍会」と称する会が発足。代替大会の開催を県民に呼び掛けて約2万5000人の署名を集め、今月初め同県高野連に届けたという。

 これを受けて開かれた同県高野連の会合では、満場一致で代替大会を行うことを決定。7月11日に始まる大会は、選手たちの体力低下を考慮し7回制で、保護者入場は1チーム5人に限るとしている。

 それに比べて、高校総体の代替大会の決定数は少ないが、それでも佐賀県や長崎県での大会が決まり、各競技が実施されている。親御さんたちの子供への思いはどの競技でも同じだろう。

 今日、早朝練習に出る子供のために夜が明ける前に起きて弁当を作ったり、練習試合にも見学に行ったりするなど、親の熱心なサポートぶりについてよく聞く。昔の立志伝の中には賢母の美談が少なくないが、今も親心のありがたさは変わらないようだ。

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