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「少し太ったんじゃない」そういう言葉を掛けられている

 「少し太ったんじゃない」。そういう言葉を掛けられているのは、気流子だけではあるまい。ステイホームで家にいると、どうしても運動不足になるからだ。

 散歩したいが、新型コロナウイルス禍では人目が気になって毎日はしにくい。家ではどのくらいの運動量なのかスマートフォンに歩数計を入れて計ってみると、驚くことに100歩以下の日がある。どうりで太るわけだ。

 緊急事態宣言の解除後は、近所へ散歩に行くことにした。それでも、最近膝を痛めて治療に通っているので遠出はできない。普段通っている道を往復しながらの短時間の散歩。

 商店街では、ちらほら店が再開している。ただ夜間の営業が主の店となると、まだテークアウトの張り紙がある。ニュースで苦境が伝えられているので、心の中でエールを送る。商店の庇(ひさし)などで子育てをしていたツバメの巣も、大きくなった子が顔をのぞかせていたり。少しずつ変わっていく街の様子に心がなごむ。

 学校や家の塀の下には、影となった土に生い茂ったドクダミの群生があり、白い花が咲いている。見た目には可憐(かれん)な花だが、独特の臭気が漂って観賞する気分が殺(そ)がれるのは残念。

 ドクダミの別名は「十薬」。漢方薬としても知られ、胃腸薬などによく利用される。下痢や便秘、利尿作用にも効能があるほか、皮膚病などにも塗り薬として使える。アジサイと共に梅雨の時期に咲く花だが、効能からすればもっと注目されていい。

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