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やっぱり新聞は読まなくちゃ――。経済協力…

 やっぱり新聞は読まなくちゃ――。経済協力開発機構(OECD)の「国際学習到達度調査」(PISA)で、日本の子供たちの「読解力」の続落が危惧されている。3年ごとのPISAで、今回は79カ国・地域の義務教育修了段階の約60万人が参加。

 日本の平均点は読解力が前回15年調査の8位から12点低い504点の15位と、大きく順位を下げた。前々回が4位だったから続落である。

 一方、科学的応用力は2位から5位、数学的応用力が5位から6位となった。なおトップグループ内にとどまっているとはいえ、順位を下げた遠因に「読解力の低下」を指摘する関係者もいる。

 近年、大学の中には「作文」を教養課程の必修科目にしたところもある。入学者の文章力を調べ「このままでは卒業論文が書けない」ことが分かったからだという。

 文部科学省は読解力低下の要因に「SNSなどによる短文のやりとりの増加で読書などの長文に触れる機会が減った」ことなど、子供を取り巻く言語環境の急激な変化を挙げる。正答率が低かったのは、必要情報を文章から探し出したり、文章の信用性を見分けたりする問題。

 自画自賛を恐れずに言うと、精度の高い情報を記事にする新聞は、こうした力を養う総合的教科書だ。日本は新聞やノンフィクションを読む割合がOECD平均より低かった。だが、読む子供は読まない子供に平均点で30点以上の差をつけていた。――若者よ、新聞を読もう!

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