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コロナ禍の中で デモがある世界、ない日本

yamada

 60年前の今月、学生の安保闘争で日本は大揺れ。国会前デモで死者も出た。  大学1年生の私も誘われてデモに行ったら、警官隊の背後に屈強な暴力団員が樫(かし)の棒を手にズラリ並んでいる。恐かった。日米安保条約問題もよく判(わか)らないのに撲殺されたくない。デモは1回でやめた。その不甲斐(ふがい)ない思い出があり、必死にデモを続ける人々には敬意を表したくなる。

 今最も必死感があるのは香港のデモだろう。コロナ対策として9人以上の集会が禁止されているが、民主活動家の大量逮捕や中国政府の国家安全法導入決定に抗議して、先月デモが戻ってきた。数百、数千人の小デモで、毎回3ケタの逮捕者が出ている。天安門事件犠牲者追悼も分散集会を余儀なくされた。万里の長城の壁は高い。でも彼らは諦めていない様だ。


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