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中国が新型コロナウイルス発生源の事実揉み消しに躍起

新型コロナの呼称「武漢ウイルス」に反発

ビル・ガーツ氏

ビル・ガーツ氏

 米政権でペンス副大統領と並ぶ対中強硬派のポンペオ米国務長官は最近、複数のインタビューで、世界で拡大を続ける新型コロナウイルスを「武漢ウイルス」と呼び、中国の反感を買った。中国国内でも「武漢肺炎」という呼称が広く使用されているが、中国政府は、外国政府やマスコミに、世界保健機関(WHO)が命名した「COVID-19」の呼称を使用し、中国と関連付けないよう要求するキャンペーンを開始している。

 リベラル系メディアが中国政府に同調、ソーシャルメディアでは、武漢ウイルス、中国ウイルスなどと呼ぶ投稿が激しく非難されている。これらの表現の使用を「人種差別」と呼んだ記者もおり、中国のキャンペーンは一定の成果を挙げている。

 ポンペオ氏は6日、FOXニュースで、「昨年末に始まった武漢ウイルスを、政権は深刻に捉えている」と強調。新型コロナに関して「不完全な」情報しか提供していないと中国を非難した。

 武漢ウイルスという文言の使用についての質問に対しポンペオ氏は、「最初に、ここがウイルスが出現した場所と言ったのは中国共産党だ。私にではなく、中国に聞いてほしい。この点、中国共産党は正しい」と皮肉った。

 一方で「しかし、中国共産党のような組織があり、不透明で不明確な情報を提供しているため、危険性は高まっている」と新型コロナ拡大への中国の対応を批判した。

 前日の記者会見でもポンペオ氏は、武漢ウイルスと発言、中国外務省の耿爽副報道局長が反論していた。

 耿氏は、「WHOが公式にこの新型コロナウイルスを命名したにもかかわらず、ある米国の政治家が早速、科学とWHOの決定を無視し、中国と武漢に汚名を着せようとしている。この卑劣な行いを非難する」と述べ、中国は新型コロナに関して「適宜、情報を更新している」と主張した。

 医療関係者の間では、習氏が初期の対応を誤ったため、新型コロナの世界への拡大につながったとの見方が広がっている。

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