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キャンプ・シュワブケート前で行われているのは余興でしかない

 沖縄県名護市辺野古の新基地建設に反対する市民約30人は11日午前、米軍キャンプ・シュワブゲート前に座り込み抗議行動を続けていた。東京都市大学メディア情報学部の3年生9人がゼミ合宿の一環で、高田昌幸教授らとゲート前を訪問し、座り込みの現状を学んだ。

 三浦直城さん(22)は
「市民を排除する様子を見て、少しやりすぎではないかと感じた。国の命令で動いている機動隊員の方たちは、新基地建設に本当はどう思っているのか気になった」と話した。

 三浦さんは22歳の学生である。日本は議会制民主主義国家であるから国は国民の代表者であり、辺野古基地建設は民主的なルールに則って行われていることを知っていて当然である。違法行為を取り締まるのが警察であるから違法な座り込みをしている市民を排除している。そのことを知らない年齢てはない。座り込みをしている市民を排除しなければ車がキャンプ・シュワブに入れない。機動隊は車を通すために市民を排除しているだけである。
 三浦さんは機動隊員たちが基地建設にどう思っているか気になったというが、機動隊は車がキャンプ・シュワブに入れないように座り込みしている市民を排除するのが仕事である。彼らは忠実に仕事をしているだけである。機動隊がやりすぎではない。市民の違法な座り込みがやりすぎである。そのことに気付かない三浦直城さんのほうがおかしい。

 伊藤望さん(21)は
「反対する市民、警察官、工事関係者などそれぞれの気持ちが複雑に入り乱れてこんな状況になっていると感じた。今後もしっかりと勉強して自分の考えを深めていきたい」と決意したという。伊藤さんには苦笑してしまう。市民は思想、感情で辺野古基地建設を阻止するために座り込みをしているが警察官や工事関係者は思想や感情で仕事をしているのではない。そんなことさえ知らないのだ。

 荒井萌子さん(20)は
 「基地が建設されれば自分にも関わる問題かもしれないのに、どこか遠い話だと感じていた。自分と同じような立場の人にも、刻々と建設が進んでいく現状を伝えていきたい」と語ったという。
 三浦直城さん、伊藤望さん、荒井萌子さんの三人は肝心なことを知っていない。辺野古基地は新設ではない。普天間飛行場の移設を目的としている。宜野湾市の住宅密集地の真ん中にある普天間飛行場は騒音被害をもたらしているし、離着陸する軍用機が墜落したら多数の市民の生命が危険にさらされる。それを避けるために辺野古基地建設をしているのだ。三人はその事実を知らないようである。辺野古基地建設の目的を知らないで、キャンプ・シュワブの様子を見ただけである。

 三人が辺野古基地建設の目的を知らないでキャンプ・シュワブに連れて来られたようだ。三人はゼミ合宿の一環として、高田昌幸教授が引率してきた東京都市大学メディア情報学部の3年生9人の中の三人である。どうやら高田昌幸教授は普天間飛行場には連れて行かないで、キャンプ・シュワブゲート前の座り込みの様子見せたようである。高田教授は故意に普天間飛行場を見せなかっただろう。引率した9人の学生は高田教授の狙い通りに辺野古基地建設反対派になったのである。

 しかし、辺野古基地に強い関心のない彼らは東京に帰れば東京の生活の中でいつの間にか辺野古基地建設のことは忘れてしまうだろう。もし、この体験をきっかけに辺野古基地建設に関心を持ち、ネットで調べていけば、辺野古基地建設が普天間飛行場の移設を目的としていることに気付くだろう。そして、普天間飛行場の空中写真を見るだろう。

普天間飛行場

普天間飛行場

 普天間飛行場の現実を知れば辺野古基地建設はやむを得ないと考えるようになる。関心がなければ忘れるし、関心があれば辺野古基地建設に賛成するようになる。それが若者たちの現実である。

 東京都市大学メディア情報学部の3年生9人がキャンプ・シュワブゲートを訪問した時、彼らが観た市民の集団は30人であった。たった30人である。人数が少ないことに、彼らは本当に県民が辺野古基地建設に反対しているのだろうかと疑問を持たなかったのだろうか。たった30人の市民がゲートに座り込んで工事関係車両約60台が基地内に入るのを止めるのは横暴である。彼らは市民の横暴に疑問を持たなかっただろうか。

 辺野古基地建設は順調に進んでいる。これからも進むだろう。辺野古基地建設問題は本当は終わっている。ゲート前では余興をやっているだけだ。


「沖縄に内なる民主主義はあるか」より転載
http://hijai.ti-da.net/

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