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事実の追求が一番の正義

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)

 「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会」主催のスペシャル公開対談が19日、浦添市で開催され、約250人が参加した。

 元在沖海兵隊政務外交部次長のロバート・エルドリッヂ氏、「沖縄の不都合な真実」の共著者の篠原章氏による沖縄基地問題の討論に引き続いて、2部では「2016年高江の夏―そこで何が起こったのか」と題して依田啓示さんが登壇した。東村在住で農業と宿泊付きカフェを経営する依田さんは、村外から来た反基地活動家に私的検問を受け、正当防衛したところ、地元紙によって加害者扱いされたという。依田さんは、「マスコミには正確な報道、一般県民には真実の追求」を求めた。

 エルドリッヂ氏は「事実を追求するのが一番の正義」だと強調した。同氏は、沖縄平和運動センターの山城博治議長がキャンプ・シュワブ(名護市)の境界線を越えて侵入し、警備員ともみあった場面を記録した動画を公開。これについて沖縄2紙がエルドリッヂ氏を犯人扱いしたことで海兵隊を解雇された。

 篠原氏は「依田さんの事件は中国の天安門事件と同じぐらい衝撃だった」と振り返り、「一市民で仕事を頑張っている人を踏みつぶしにかかっている勢力があるものだと痛感した」と述べた。

 エルドリッヂ氏は「今、行動しなければ、次の被害者はこの中から出るかもしれない」と来場者に注意を喚起した。それに呼応するように、依田さんは「第2の私のような被害者を生まないためにも、メディアにしっかり働きかけていく必要がある」と訴えた。

 主催した同会の我那覇真子代表は、「沖縄防衛の県民大会を開催したい」と意気込みを語った。(T)

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