ワシントン・タイムズ・ジャパン

明日は祝日!「勤労感謝の日」の本当の意味とは?

突然やってくる今日は何の日?シリーズ。と言っても、当日の夕方にアップすると遅いので、なるべく前日にアップしていこうと思います。ということで、明日に関するお話です。

明日は「勤労感謝の日」ですね。毎度ですが、祝日には法律で制定された趣旨がありまして、勤労感謝の日で言うと、「勤労をたっとび、生産を祝い、国民互いに感謝し合う」だそうです。と言っても、なぜ11月23日でなければならないのでしょうか?今日はここを紐解いてみようと思います。

これも毎度の説明ですが、日本の祝日は戦争を期に大きく変えられてしまいました。GHQの占領下で、一度日本が地図から消えてしまい、6年半後に復活。その占領をきっかけに祝日を変えられてしまいます。

だから勤労感謝の日は、もともと別の名前でした。(というか、今残ってる祝日の多くは、戦前は違う名前でした。)それを「新嘗祭」と言います。読み方は「にいなめさい」とか「しんじょうさい」とか「にいなめのまつり」とかって呼ばれますが、お好きにどうぞ。

この日は、その名の通りお祭りの日です。と言っても、行われるのは宮中、つまり皇居の中ですね。明日は天皇陛下が宮中でお祭りをする日、ということです。

どんなお祭りかと言うと、その年の収穫に感謝して、次の年の豊穣をお祈りするもの。日本はお米をはじめ、自然の恵みを大切にする国ですから、天皇陛下自ら、毎年お祈りして下さっています。

お祭りと言うと、昼間に行うイメージがあるかもしれませんが、意外なことに、夕方と深夜に二回行われます。しかし陛下だけが行うわけではなくて、このお祭りのために全国の農家さんが準備をしているのをご存知でしょうか?

実はですね、全国で選ばれたお米の農家さんが「皇室献上米」として一生懸命にお米を作り、47都道府県から一升ずつお米を集めます。そして、陛下自らが皇居の中の田んぼで作ったお米を一升持ち寄り、合わせて48升にして、『日本のお米』という名前にして、神々にお供えするんですね。

そのせいか、昔は新嘗祭の日まで、国民は新米を食べないという習慣がありました。神様より先に新米を食べないように、という配慮でしょうかね。

そうそう、皇居の中に田んぼがある事も驚きですし、陛下自ら丁寧にお米を作ってらっしゃるって、驚きませんか?お忙しい中、80歳を超えても、ご自身で丁寧にお米を作ってらっしゃるとのことで、頭が下がります。ちなみに、僕はその田んぼを見た事があります。皇居の中にちゃんとありましたよ。

このお祭りは、年間のお祭りの中でも、天皇陛下が最も大切にされているお祭りだそうです。明日はただの祝日として過ごすのではなくて、お米を食べ、食べ物に感謝してみてはいかがでしょうか?

そして、よろしければここに書いてある事を、ご友人やご家族にお伝えしてみて下さい。せっかく頂く食事が、一層美味しく感じられるかもしれませんよ。


「東大に文理両方に合格した男が綴る、受験の戦略」より転載
http://ameblo.jp/pipinee/

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