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    安東 幹
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    井上 政典
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    伊勢 雅臣
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    河添 恵子
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    宮本 惇夫
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    中村 仁
    元全国紙経済記者
    石平
    石平
    評論家
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    長谷川 良 ...
    コンフィデンシャル

    ロシアとの関係は本物? 仰天の日露トンネル計画

     17日付の日本経済新聞は、日本政府がロシアとの北方領土問題の打開策として日ロ両国による共同統治案を検討していると伝えた。 菅官房長官はこの報道について「そうした事実はない」と否定。「(北方)4島の帰属問題を解決し、平和条約を締結する。その従来方針にまったく変わりはない」と述べた。
    (ロイター)

     日経がかなり踏み込んだ報道をしていたので驚いた。日露共同で北方領土を統治する案が浮上しているとの記事だった。しかし菅官房長官はすぐに否定。まだ表に出るべきでない情報だったのか、それとも本当に日経のスクープだったのか真相はわからないが、共同統治というキーワードが出てくるとは思いもしなかった。

     歴史的に見て共同統治が行われるケースは多くあったが近年では見られない。近いところではイランが1940年のイラン・ソビエト通商海事条約に基づき、カスピ海の資源をロシア、アゼルバイジャン、イラン、トルクメニスタン、カザフスタンで共同管理化するように主張していたりする。

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     その他、フォンセカ湾は各国の領海に属さない水域でありエルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグアの共同管理が行われている。

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     しかし北方領土は日本とロシアで領有権を争っている係争地であり、無人島でもなければ無所属の水域にあるわけでもない。日本に帰属するはずだった島々だったが、第二次世界大戦の結果、ロシアが実効支配している。

     長年の課題だった北方領土だが、安倍政権発足後、事態は急速に前進した。平和条約が長年締結されていない異常な関係を修復しようと模索するなかで、プーチン大統領との関係が急速に緊密化。ついには北方領土解決のドアを開けようとしている。

     両国国民が完全一致で納得できる内容の合意は難しいかも知れないが、日本人が納得できる北方領土の完全な帰属、すなわち4島返還を実現することで日本人のナショナリズムを抑えることでできるほか、日本人の威信も保つことができる。そしてロシアは北方領土の返還という歴史的偉業と引き換えに、日本からの経済支援を獲得する。

     日本の元に北方4島が本当に帰ってくるのなら、ロシアに対して多額の支援をしても私達は納得するだろう。北方領土が日露関係の足かせになっていたことを考えれば大いに国益を得ることになる。国際社会での外交にも大きな幅を持つことになるだろう。

     そのなかで驚きの案が浮上している。確か週刊文春で小泉政権時代に首相秘書官を務めた飯島氏がコラムで書いていたが、日露を結ぶ鉄道トンネルを敷設する案があるらしい。検討されているのはシベリア横断鉄道を北海道まで延長するプロジェクト。サハリン島と大陸部の7キロにわたる海峡を橋か海底トンネルで結び、さらに北海道との12キロにわたる宗谷海峡を通って、北海道に鉄道を敷設するというプロジェクトだ。

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     確かに距離的には不可能ではない。しかし現実にこのような案が協議されていることを考えると興奮を隠せない。日本が初めて飛行機や船を使わず国境を越えることが実現するかも知れない。これは画期的なことであり、日露関係はこれまでにないほど友好的なものになるだろう。

     ロシアのペスコフ報道官 も次のようなことを述べて期待感を寄せている。

    「(日本との関係において)ブレイクスルーは理論上、可能である。遅かれ早かれ、それは行われる。遅かれ早かれ、何らかのコンセンサスは達成される。しかし、ブレイクスルーには入念な準備が必要だ」

    「今や露日関係の発展の肯定的なダイナミズム、そして日本側の非常に建設的なアプローチは誰もが認めるところであり、それが高揚感をもたらしている。そうしたことが今度はロシア側の、貿易経済および投資協力発展における建設的な対案を呼んでいる」

     真の日露関係接近へ。注目される12月の山口会談はもうすぐである。


    今、世界で起こっていること。みんなで考える。
    「NOW! TIMES」より転載
    http://site-935764-9191-6615.strikingly.com/

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