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フロリダ襲撃事件 今月の領事館からのお知らせには…

マイアミの風

 先週の金曜日(10日)友人たち4人の女子会でラマダンの話が出た。イスラム教の断食である。友人の1人は断食といっても夜中に食べてがっつり太る人、やせる人といろいろあるのよ、というので笑った。

 海外の在留邦人に領事館などを通じて、マイアミなどは台風の通り道なのでお気をつけくださいというメールが送られてくる。こちらのニュース局はもっと詳細なので領事館の台風などのメールはほとんど読まない。

 だが、今月1日の領事館からのお知らせには私は強く興味をそそられた。それは、ラマダンが始まりテロの警告が出されているので気をつけられたしとか、また、どう対処すべきかが、非常に簡潔明瞭にすきのない文章で書かれていたからである。プロの魂を感じた。あまりいい印象をうけてこなかった領事館だが、ヤルなーという印象を初めて持った。やはり伊勢志摩サミットで日本の威信をかけただけあって、優秀な人材が送られてきたのかと、思った。それで女子会でラマダン中のテロ、とくに金曜日あたりは気をつけなきゃと話していた。

 銃撃事件とか起こるとすぐ銃規制の話になるが、それが事件の本質ではないことを誰も知っている。人間の本能を高めて危険をできるだけ避ける、信頼できる情報にアンテナを高める、こういったことが大切だと思う。

 米国は夏季の休暇に入り、人の出入りはさらに激しくなる。これは止められない。だからこそ日々の生活で小さな異常性を感じ、自分を護ることが大切になってくる。南米では家を出るとき、子供たちはお母さんに「ママ、ベンデシオン」という。それは「お母さん、お護りして!」という意で、母親は顔の前で十字架をきって子供の安全を祈る。カトリックのいい習慣だと思う。年配の男性が、ママ、ベンデシオンと年老いたママに玄関で言っているのを見たこともある。日本の「いってらっしゃい、おかえりなさい」も負けずにすばらしい。何が起こるかわからないからこそ、身近な人に思いをこめて、エールを送りつつ生活したい。

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