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島袋前名護市長のクワッチー

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)

 名護市長選挙の出馬を予定している島袋吉和前市長の決起大会が22日、地元の数久田区体育館で行われ、区民ら300人以上が参加した。

 比嘉正昭区長や区の老人会、青年会などの代表のあいさつの後、婦人部を代表して玉城みゆきさんが「(島袋氏は)市長を辞めてから4年間、北部地域振興協議会の事務所に通い続け、無給で働いた。名護市と北部地域の発展のために全国を飛び回り政府高官らと会合を重ねた」と述べ、誰よりも名護市のことを考えていた人物と評価。ところが、市議団や経済界が前副市長の末松文信県議を推薦したことは「青天の霹靂(へきれき)だった」と語った。

 島袋氏は決起大会の最後に登壇、市長時代4年間の実績を列挙した。

 最大の功績としてアピールしたのは名桜大学の公立化を実現したことだ。このほか、名護市中心地「十字路」の活性化、「十字路」近くの市営住宅建設、北部地区医師会病院にある心臓血管センターの開設、金融情報IT特区みらい2号館および3号館建設などの成果を挙げた。

 「ところが、クワッチー(ごちそう)と皿と箸はすべて持っていかれた」。列挙したプロジェクトのほとんどは落選後に完成したのだ。

 「現職の稲嶺市長は、30億円歳入が増えたと実績をアピールしているが、これは名桜大が公立化したための総務省からの歳入。市が自由に使えない予算で、実質増えていない」とチクリ。このままでは、名護は「シャッター通り日本一」の不況に陥ると危機感を示した。「辺野古移設なくして名護市の発展はない。やり残したことはたくさんある」と再登板を誓った。(T)

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