ワシントン・タイムズ・ジャパン

子どもから大人まで、誰でも楽しめるけん玉

 きょうは、練馬区の小学校で、けん玉授業を行ってきた。
プログラムは、以下の通りである。
 ①簡単に自己紹介
 ②けん玉ルックの指導
 ③大皿に挑戦、持ち方からの指導
 ④大皿ジャンプに挑戦・歌に合わせてけん玉コラボ
 ⑤簡単な技紹介と実践
  大皿お手玉
  メリーゴーランド
  タケコプター
  どじょうすくい
  たこ焼き一丁
  積み木灯台
  積み木月面着陸
 ⑥iPadを使って、けん玉活動、大会の紹介、高齢者施設への慰問活動、海外(カンボジア、フィリピン、ネパール)での文化交流としてのけん玉を紹介
 ⑦段の技をいくつか披露
 ⑧しまい方指導

 これが、けん玉教室の私、SHU式のメニューである。

けん玉教室 ここ数年、東京の板橋区、豊島区、練馬区、品川区を活動の拠点として、児童館や小学校、高齢者対象の施設で、毎週のように「けん玉出張授業」を行っている。勤務先の病院では、作業療法士&理学療法士として、けん玉を取り入れたリハビリに取り組んでいる。

 また、日本けん玉協会の1月のイベントとしては、日本けん玉協会チーム戦、日本マスターズけん玉道選手権大会(東京)、日本けん玉協会杯(JKA杯)争奪戦もある。

 日々多忙な「けん玉人生」である。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 私は、高校時代、物理の先生からの紹介でけん玉と出会った。「物理が好きなら、けん玉をしたら?」と。けん玉の重力、運動エネルギー、位置エネルギー、モーメント、ベクトルなどを書いていったら、厚い1冊の本になるらしい。

 小学校の頃にヨーヨー(アメリカンヨーヨー)が流行ったが、すぐに廃れてなくなり、ずっと寂しい思いをしていた。何か流行に関係なく、ロングランにできるものはないものか?と思っていたわけだが、この話を聞いて、さっそくけん玉を購入したのである。

 北海道の旭川の北に位置する士別市で生まれ育ったので、周りにけん玉名人は見あたらず、独自のけん玉の技を自分流で考えて楽しんでいた。

 高校時代は吹奏楽部、新聞部、写真部に所属し、その合間にけん玉に励んだ。家での勉強で眠くなると気分転換にけん玉をよくしたものだ。

 病院に勤務しながら、夜間理学療法科で勉強していた時期に、部活としてけん玉クラブを創設し、自ら部長に就任。在学中に全国大会出場も果たした。

 日本文化の一つとして、子供から大人、さらに70、80歳になってもできるもの。老後まで続けられるもの。ここにけん玉のよさを感じている。世代間の共通の話題が減っている現代であるからこそ、伝承あそびが見直されていると感じている。

 子供だけの遊びではなく、3世代がいっしょに楽しめる!
 今の時代に100年以上の歴史を持ち、長く続いてきたものには深く味わいのある世界がある!と確信し、今もけん玉修行中である。

 けん玉が心身にどのような影響をもたらすのか?重心動揺計を使用して、バランス機能を研究したり、アンケートをとって意識調査をしたり、けん玉をする時の立ち位置の実際を調べたりしている。けん玉の研究は始まったばかりである。

(公益社団法人日本けん玉協会理事)

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