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海洋生態系を損なう放射能汚染水の海洋放出

《 持 論 創 論 》

一般社団法人生態系総合研究所代表理事 小松 正之

 政府は8月24日、東京電力福島第1原発の放射能汚染水の海洋放出の風評被害対策をまとめた。風評被害というが、原発の温廃水や海洋放出は海洋生態系への悪影響の実害をもたらす。

 汚染水は数十年かけて、海水で薄める。その際、多核種除去設備(ALPS)で取り除けない放射性物質トリチウム他は法定濃度の40分の1以下にする。

 汚染水の海洋放出は極めて「科学と国際法の問題」である。原発関係者は長年、環境と海洋保護の必要経費を払わず、海を掃きだめにしてきた。


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