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話題で沸騰、台風の強さはスーパーが指標

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)

 大型で非常に強い台風9号が沖縄を襲った8月31日から9月1日にかけて、ツイッターなどのSNSでは、「ユニオン」の話題で沸騰した。

 「フレッシュプラザ ユニオン」(本社・宜野湾市)は24時間営業のスーパーマーケット。「今あいてます」「ユニオンですから」がキャッチフレーズのテレビCMで親しまれており、沖縄本島中南部で19店舗を営業している。

 毎回、台風が接近し、暴風警報が発令されると、バスやモノレールなどの公共機関が運休になり、学校や役所、企業などが休みとなる。ところが、スーパーはすぐに休みにならないケースが多い。かなり強い台風となると県内のスーパーが次から次へと閉店となるが、こうした中でも、ユニオンだけは孤軍奮闘し、営業を続けることが多い。SNSでは台風接近のたびに、ユニオンが話題となり、ユニオンが開いているかどうかが台風の強さの指標ともなっていた。

 台風9号の接近した31日午後、暴風警報が出てもユニオンは営業を続けていたが、1日午前1時、全店舗閉店を公式サイトで発表した。最初のスーパー大手が閉店してから9時間後だった。

 これにはネット上で「あのユニオンが陥落した」「ユニオンが閉まるということは相当ヤバい」と大騒ぎになり、改めて台風9号の強さを認めていた。一方で、「従業員の安全のためにももっと早く閉めるべきではなかったか」との指摘も散見された。

 ユニオンは同日午前11時、営業を再開した。公式サイトにはいつも通り「今あいてます。ユニオンですから!」の表示が戻った。

 間もなくして大型の台風10号が九州・沖縄を直撃したが、今回はユニオンが閉店となることはなかった。

(T)

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