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人民解放軍は張子の虎

■世界が受けた打撃

 サウジアラビア石油施設が9月14日に攻撃を受けた。ドローンと巡航ミサイル25発の攻撃で、サウジアラビアに日量570万バレル相当の被害を与えた。世界であれば1日5%の消費量になる。

 中国にはウイグルに世界最大規模油田があるのだが、アメリカは石油輸出の拡大に動き、中国は輸入に依存する対照的な動きを見せる。石油施設攻撃は世界に打撃を与え、その国の状況を明らかにした。

■世界最大規模油田の真実

 ウイグルに世界最大規模の油田があるなら中国は困らない。ウイグルの石油施設を増産して対応すれば良い。実際の中国はサウジアラビア石油施設を攻撃した組織を批判。それに対してアメリカは、攻撃した組織を批判すると同時にアメリカの石油輸出を拡大。

 ならば中国も石油輸出で利益を得るはず。実際の中国は自国の石油輸出を行えない。これは世界最大規模を唄うウイグル石油施設は、「油田があるのは事実だが埋蔵量は偽り」であることを示す。

 これまでの中国はウイグル石油施設を最大規模の油田と称したが、実際は輸出できない程度の埋蔵量なのだ。中国は大きく見せて投資を呼び込むだけで、世界規模の事件が発生すると嘘が暴かれる程度なのだ。

■建国記念日と軍事パレード

 中国の建国記念日は10月1日。この日に軍事パレードも行われる。建国記念日を祝うとしても軍事パレードは不要。そこで軍事パレードの傾向から中国を説明したい。

第2次世界大戦後の軍事パレードの傾向
1:軍事的に弱い国が武威を示すために行なう(劣等感を持っている証)
2:欧米軍などは軍隊の歴史を展示する
3:整斉とした軍事パレードを行なうには約2カ月以上の訓練が必要
4:パレード中に落伍を出さないためには周到な準備が必要
5:全体として3~4カ月の準備が必要
6:パレード参加人員に対して2倍の人数が裏方で動員される
7:4カ月は実戦的訓練をしていない

 戦闘訓練と軍事パレードは別物で、軍事パレード専用の訓練を最大4カ月行うのが基本。そうでなければ整然とパレードは行えない。さらに裏方として人員を動員するから整然とパレードが行える。

 つまり2万人がパレードに参加すれば、裏方の人員は4万人必要になる。合計で6万人が4カ月間軍事パレードに専念する。そうなれば最大6万人は、4カ月間戦闘訓練を行っていないことを示す。

■武威は劣等感

 戦争に強い国は戦闘訓練を優先。軍事パレードはお祭りであり歴史の展示。戦争に弱い国は軍事パレードで武威を示す。これは劣等感を持っている証。中国は建国記念日に武威を示す。これは中国共産党が人民解放軍に劣等感を持っている証なのだ。

 中国共産党は人民解放軍を用いて外国軍と戦争できないことを知っている。だから定期的に武威を示す軍事パレードを行う。軍事パレードで人民解放軍の強さを示し、中国と戦争しないように仕向けている。

■軍艦と燃料

 人民解放軍海軍は軍艦の建造に邁進している。人民解放軍海軍が新造艦を建造することは、日米に対して質と量で圧倒できる。だが軍艦は燃料を大量に消費する。新造艦を大量に建造すれば、それだけ燃料を消費する。

 ウイグル石油施設の油田は事実だが世界最大規模は偽り。人民解放軍は数を増加させても必要な燃料が得られるかは謎。人民解放軍海軍が大艦隊を造成し南シナ海に進出しても、戦闘を継続するだけの燃料は維持できないのだ。

■中国はアメリカと戦争できない

 サウジアラビア石油施設攻撃でアメリカは石油輸出。それに対して中国は輸入依存。この状況では中国はアメリカと戦争できない。仮に戦争すれば石油不足で戦闘停止。中国は隣国ロシアから石油を輸入できる。この場合は生殺与奪権をロシアに握られるから、中国はロシアのために戦争する立場になる。

 アメリカはペルシャ湾を封鎖されても中国と戦争可能。アメリカ海軍がインド洋・南シナ海の制海権を獲得すれば、中国はロシアに依存しなければ戦争できない。公には中国の石油戦略備蓄は半年分。米中戦争が半年を過ぎると、中国は連続した戦闘を行えないことを意味する。それだけ中国は脆弱なのだ。

(当記事のサムネイルはWikipediaから引用いたしました)

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