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やっぱデータがすぐ見れるって素晴らしい ある会社の家族の話

先日ある患者さんが体調不良で来院されました。命に関わる重篤な症状ではなかったのですが、正直鑑別が豊富に上がる症状で、対症療法をしながら時間をかけて対応するしかないなと最初判断したのですが、

「今まで健康診断を受けていますか、何か病気などを指摘されたことがありますか」

と質問したところ、軽いある疾患を指摘されたと言った後スマホを見せてもらいました。暗証番号をいれて見せてくれた画面には、血液検査を含むここ数年の健康診断の結果が全て載っていました!それを見る限りその疾患はほとんど気にしなくていいものでした。

会社の方針らしく、社員だけでなく家族全ての健康診断データが、紙でなくこのような形で配信されているそうです。さすが豊かな生活とよりよい社会の実現をめざす会社です。(ちなみに肺がんCT検診の優位性についてこの会社から論文が出てました)

もちろん、身体所見や問診は大切です。でもこのデータを確認できたことでかなりの部分の疾患を否定できました。おそらく今回可能性の高い疾患に対して適切な薬を出せたと思います。

まだ一部の会社の話ですが、こんな個人の健康診断データの活用がすぐにできる時代なんですね。この個人のデータ管理は正確な医療の実現だけではなく、それこそうまく活用すれば医療費削減にも寄与するでしょう。やっぱデータの取り扱いは大切です。本当に次世代を刺激するものでした。


「中村ゆきつぐのブログ」より転載
http://blog.livedoor.jp/dannapapa/

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