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    宋大晟
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    呂 永茂
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    高橋 克明
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    ファリード・...
    米コラムニスト

    京都アニメーション火災から見る日本の底力!

     こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。

    中国人も京アニに哀悼の意、続々

     7月18日、京都府京都市伏見区にある、京都アニメーション第1スタジオが前代未聞の悲惨な爆発テロに見舞われました。これにより34人という多くの有能かつ若いクリエーターが命を失い、その他にも負傷者がでました。世界各国から悲痛と祈りの声が届きました。

     京都アニメーションといえば、僕が一押しの作品が「聲の形」。もともと『別冊少年マガジン』(講談社)に掲載された漫画が好きで、京都アニメーションによるアニメ化は、漫画以上の魅力を再現しました。これはあの話題作の「君の名は。」と同時期に上映された作品として、両方とも視聴した人たちからは、「実のところ『聲の形』の方が『君の名は。』より好きだ」との声が少なくありません。

     「聲の形」の興行収入は日本だけで23億円、日本以外は31.6億円でした。この事件により、京都アニメーションは現在製作中、公開予定のアニメのそのほとんどを中止にする、と発表しました。更に、いつ再起できるか不明という状況です。

     京アニの人材は、まさに『人間国宝』です。この損失は、この先10年にも及ぶほどの計り知れない重大な損失になります。経済だけではなく、多方面にわたっての損失でもあります。

     これについて日本のネット上では、多くの左派の日本人が、「偉大な会社が被害に遭ったのではなく、甚大な火事だから世界各国も報道したのだ」と京都アニメーションの影響力を軽視した投稿が多く見られました。僕はこれらの声には反論します。実際、報道機関や大使館からの慰問のメッセージを送られてきました。例えば、イギリス、中国、台湾、フランス、カナダなど、いずれも日本のアニメの影響で「外国人オタク」の多い国です。

     多くの中国人も、京都アニメーションの事故現場に花束を手向け追悼したり、「いままでありがとう」など、中国語のメッセージのカード付きの花束が添えられたりしていたことがNHKでも報道されました。

     さらに、アメリカのアニメ配給会社センタイ・フィルムワークス(Sentai Filmworks)が、クラウドファンディングで募金を開始しました。驚くべきは、京都アニメーションへの支援金が20日17時の時点で、167万8366ドル(約1億8462万円)となったとのことです。これは世界からの寄付額です。

     実は中国のSNS『微博(ウェイボー)』では、とある日本のアニメキャラのアイコンを付けた中国人が、「センタイ・フィルムワークスに100ドルを寄付した」と寄付済みのスクリーンショットをアップしました。また、日本の漫画、アニメ専門店「アニメイト」の店舗では、京都アニメーションに寄付金を募る窓口が設けれれていて、多くの中国人は微博で、

    ・「在日中国人に頼んで寄付した」
    ・「私は日本在住で、寄付したい方は私に連絡してください、日本アニメへの愛に誓い!絶対に横領しません」

    などの投稿があり、中国人オタクの実行力を微博で拡散してます。

    ・Twitterで100万円を寄付する動画をアップする男性

     このような「愛」を積み重ねは、かなり歳月が費やされています。京都アニメーションが中国の若者の間に浸透したのは10数年前からです。以前、僕は日本を観光旅行した時、同行した中国人男性(オタク)は、「涼宮ハルヒの憂鬱」の漫画、アニメ、舞台DVD、それ以外のグッズを合わせて30万円近く購入しました。

     こういう日本のアニメ製品を手に入れるための「オタク旅行」が、実はたくさんあります。彼らは普段、中国と日本の過去の歴史認識や、現在の領土紛争に対する思いはさて置いて、心底日本のアニメのクリエーターを尊敬しているのです。万が一、日中が戦争になりそうになったら、中国人オタクは、きっと戦争させないように努力するでしょう。

    日本の政治家も日本の「アニメ文化」に関心を持て

     また、日本政府は韓国に対する日本製半導体素材輸出の規制に対して、韓国の反日団体はソウルの日本大使館前で以下のようなプラカードを掲げていました。

    「#京アニ火災心よりご冥福お祈りいたしますTT #安倍政権No!」

     最も反日の韓国人でさえ、京都アニメーションに尊敬の意を表明しているわけで、これは多くの政治家も知るべき強力な日本の底力ではないでしょうか!?

     ある意味、アニメを日本の国防の一種として大事にしないといけません。しかし、残念ながら、日本の政治家の中で、これについて理解してるのはオタクの麻生太郎副首相くらいでしょう。

     2009年、麻生太郎副首相は、自身が首相の時、「国立メディア芸術総合センター」の創設を提案しました。漫画やアニメ、ゲームなどの資料収蔵を目指して計画されたものです。つまり、もちろん京都アニメーションの原画など貴重なものを収蔵し、100年後にはまさに「日本の国宝」になることは間違いなく、これは「国家百年計画」と言っても過言ではありませんでした。

     しかし、当時の民主党など野党は「税金の無駄使いだ!」「巨大国営漫画喫茶だ!」と揶揄したり、与党・自民党内からでさえ、河野太郎議員や公明党が反対し、計画は頓挫しました。今回の火事で焼失した原画は日本の重大な損失です!!もし国立メディア芸術総合センターに一部の原画を保管していたら、国宝の焼失免れていたことでしょう。

    日本のソフトパワーに無関心は政治家失格!?

     この事件はちょうど参議院選挙の時期と重なってます。僕は多くの政治家のTwitterを観察していました。自身の選挙活動に没頭したり、京都アニメーションに対し無関心な立候補者がほとんどという状況でした。世界各国の強い関心に対し、日本の政治家が日本のソフトパワーを理解してないという皮肉な状況でした。

     自分たちの票ばかりを気にしてSNSで自分の宣伝ばかりしてる政治家と、忙しい選挙活動にも関わらず事件に関心を寄せる政治家の2種類がいました。前者は自分の私欲のための政治、後者は日本のための政治家だと言えるでしょう。例えアニメを見なくても、これほど強力なソフトパワーを無視する政治家は、全くもって日本の強さを理解してないと言えるでしょう。これはまさしく『政治家失格!』だと思います。

     今回の参議院選挙で、『表現の自由』と訴えるオタクの味方、自民党の山田太郎議員が当選しました。僕は保守系の懇親会で、杉田水脈議員は若い頃に漫画家に憧れ、漫画家アシスタントの経験もあるとお聞きしました。今後は日本のソフトパワーを理解し、産業を守る政治家が増えるように願うばかりです。

     最後に京都アニメーションの再興を心よりお祈り致します。

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