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ずっと続いている奇跡の命

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トップの図は自分が生まれてくるための先祖を示したものです。
自分ひとりが生まれてくるためには、父と母の2名が必要です。
その父母が生まれてくるためには、4人の祖父母が必要です。
祖父母が生まれるためには、8人の曾祖父母(ひそふぼ)が必要です。
曾祖父母が生まれるためには、16人の高祖父母(こうそふぼ)が必要です。

ここまでで4代です。
その4代前まで、つまり高祖父母までのご祖先の数は、ここまでで30人です。

ちなみに仏壇には亡くなったご祖先のお位牌(いはい)をご安置しますが、亡くなった個人のお位牌がご安置されるのが、この高祖父母までです。
高祖父母の父母以上は「ご祖先」として一括したお位牌になります。

さらにご祖先を5代、6代とさかのぼっていくと、
10代さかのぼると、そこまでの父母からはじまるご祖先の数は2046人
20代さかのぼると、2,097,150人
30代さかのぼると、2,147,483,646人
なんと自分ひとりがこの世に生を受けるために必要なご祖先の数は21億人にも達してしまいます。

不思議なことには、その21億人のご祖先の、だれかひとでも、もしこの世にいなければ、いまの自分の命は存在しない・・・。
つまり、私達の命というのは、いわば奇跡の命であるといえます。

さらに、親というのは、だれもが我が子の幸せを願うものです。
爺婆になってみると、孫の可愛さは、よく「目に入れても痛くない」などといいますが、そんなものではなくて、もう、何をやっていてもかわいい。
少々勉強ができなかろうが、顔がブサイクだろうが、泣いていようが、孫のかわいさは、これは爺婆になってみないとわからないといいますけれど、本当にかわいいものだし、そんな孫たちの幸せを願わない爺婆はこの世にいません。

そうやって命が受け継がれていくということを考えますと、いま生きているひとりの命は、10代前までの2千人、20代前までの200万人、30代前までの21億人という、とほうもな数のご祖先たちから、「幸せになってもらいたい」という愛情に育まれて生まれてきた命である、ということになります。

愛の連鎖によって、命はつながっていきます。
いまある命は、どの命も、愛の連鎖によって生まれた命です。

その命を、対立と闘争に使う。
人を貶めることに使う。
自分以外の人の命のたいせつさを思わないで、自分ひとりの勝手のために人の命を蹂躙する。
目的のために他人の命を奪う。

それは過去から現在にいたる命の連鎖の使い方として、果たして正しい命の使い方といえるのでしょうか。

お読みいただき、ありがとうございました。


「大和心を語るねずさんのひとりごと」ブログより転載
http://nezu621.blog7.fc2.com/

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