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  • 乾 一宇
    乾 一宇
    元防衛研究所研究室長
    茅原 郁生
    茅原 郁生
    中国安全保障
    濱口 和久
    濱口 和久
    防衛レーダー
    高永喆
    高永喆
    拓殖大学客員研究員
    新田 容子
    新田 容子
    サイバー安全保障
    岡田 真理
    岡田 真理
    フリーライター
    杉山 蕃
    杉山 蕃
    元統幕議長
    竹田 五郎
    竹田 五郎
    元統幕議長
    田村 重信
    田村 重信
    元自民党政務調査会審議役
    吉川 圭一
    吉川 圭一
    グローバル・イッシューズ総合研究所代表

    腐った国連に価値は無い

    ■人権を否定する国連

     国連の本音は国際平和と安全の維持が目的。国連の建前は各国が協力して人道的な国際問題を解決することが目的。実際の国連は中国共産党がチベット・ウイグルで宗教否定と人権弾圧をしても動かない。

     チベット・ウイグルで仏教・イスラム教の寺院が破壊されても国連は動かない。中国人キリスト教徒の人権を無視されても国連は動かない。気功団体の法輪功学習者が人権を無視されても国連は動かない。宗教であれ人権であれ、国連は平等に動く組織ではない。

    ■国連の運用目的

     国連は第二次世界大戦の戦勝国が、ヤルタ体制を維持することを目的として設立。つまり戦勝国は現状維持派の国だから、戦後世界の平和を戦勝国のために維持することが運用目的。

     だから国連の本音は国際平和と安全の維持が目的なのだ。これは世界共通の平和ではなく、第二次世界大戦の戦勝国のための平和。そして第二次世界大戦の戦勝国のための安全の維持が目的。だから他の国には適用されない平和と安全。

     戦後の戦勝国は集団指導体制で国連を用いて世界を管理し、戦勝国に都合が良い平和を維持することを運用目的とした。国連はそのための組織。国連は平和を理想とした虚飾を用い、本音は国益の現実で作られた組織だった。

    ■戦後の国連

     戦後世界は戦勝国の集団指導体制は続かなかった。戦勝国同士のソ連とアメリカが対立し、国連は集団指導体制から東西対立の場に変わってしまう。だが国連は戦勝国のための組織として、その後も運用が続けられた。この時間経過に合わせ国連も組織として変質。集団指導体制が行えないが国連組織は戦勝国のための組織として運用される。

     すると国連は次第に独立した組織になり、今ではトランプ大統領が「国連を取り戻す」と発言するまで独立した組織になっている。何故なら国連は集団指導体制が目的だから、国連職員が集団指導体制を自ら行うようになった。

    ■スポンサーを求める国連

     今の国連は第二次世界大戦の戦勝国の制御を受け付けない組織になった。何故なら世界平和を看板としたイメージが良く、各国から金を集めて独自組織として活動可能。今の国連は国連職員の生活の糧になり、各国からスポンサーを集めることで機能している。

    ■スポンサーのための国連

     国連は人権を重視する。人権を守るための条約を作り各国に要請するが、中国共産党がチベット・ウイグルで行う人権否定を黙認している。

    世界人権宣言テキスト
    https://www.unic.or.jp/activities/humanrights/document/bill_of_rights/universal_declaration/

     中国共産党は仏教徒のチベット人の寺院を破壊し宗教を否定。イスラム教徒のウイグル人のモスクを破壊し宗教を否定。中国人キリスト教徒の教会を破壊し宗教を否定。気功団体の法輪功を否定し人権を否定。

     ウイグル人は存在だけでテロリスト扱いされている。さらにウイグル人や法輪功の学習者からは内臓が摘出され、内臓が売買されていることが指摘されている。そして強制収容所に送られ強制労働させられていることも指摘されている。

     これらは証拠として動画が公開されているが、国連は中国共産党に対して積極的に動いていない。中国共産党が国連のスポンサーならば、中国共産党による人権無視を黙認する理由になる。

    ■内政不干渉の嘘

     仮にチベット人・ウイグル人が国連を批判すると、国連は内政不干渉の原則を盾に反論するだろう。国連は国際連合憲章第2条第7項を持ち出し、「中国共産党の内政に干渉できない」と言うだろう。国連がこれを言えば嘘になる。

    卒業式の日の丸・君が代、ILOが「対話を」と通知へ
    https://www.asahi.com/articles/ASM4M554NM4MUTIL02Q.html

     国連は日本政府が学校の教師に国旗掲揚と国歌斉唱を求めている。国歌と国旗は国家主権と独立を象徴する。だから日本政府は学校の教師に国家主権を要請している。だが日本の教師は拒否。これを国連は「教師の自由を侵害する」として日本の内政に干渉している。

     国連は日本の国家主権と独立を否定する行為を肯定し、国家否定を教師の自由と見なしている。これは国連による内政干渉であり、日本の国家主権を否定する行為。だからチベット人・ウイグル人は、国連は中国共産党と共同して人権を無視していると言える。

    ■人権が無視される理由

     チベット人・ウイグル人・中国のキリスト教徒・気功団体の法輪功学習者が人権を無視されるのは、国連が壁となり中国共産党を守っていることが原因。中国共産党がスポンサーならば、国連は壁となり中国共産党を守る理由になる。

     国連は戦勝国の集団指導体制を目的とした組織。だから防御としての壁は強力なので、世界各地で中国共産党による人権無視を訴えても効果は低い。何故なら国連の壁が中国共産党を守るからだ。

    ■人権を取り戻すために

     仮にウイグル人が人権を取り戻したければ、中国共産党の防御手段である国連と言う壁を破壊しなければならない。中国共産党を守る国連の壁を破壊すれば、中国共産党による人権無視を世界は容認できない。

     ウイグル人は中国共産党による人権無視の証拠を国連に突き付け、国連が人権無視に加担していることを批判すべきなのだ。中国共産党の防御手段は国連。敵国の手段を破壊することで戦略を破砕できる。だから中国共産党の防御手段である国連を否定することが成功の第一歩なのだ。

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