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    伊勢 雅臣
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    中村 仁
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    石平
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    長谷川 良 ...
    コンフィデンシャル

    大歓迎、1000円札に北里柴三郎博士!

     新元号「令和」が万葉集からの出典に続き、またまたうれしいニュースが飛び込んできました。

     お札が一新され、1000円札が北里柴三郎博士になります。渋沢栄一氏も津田梅子女史も大歓迎なのですが、特に北里博士のお札への登用はとても嬉しいものがあります。

     それは、北里柴三郎博士は明治時代開国して間もない日本人ということを世界にとどろかせた大人物であり、その評価は日本国内よりも世界で大きいのです。

     出身は熊本県の小国(おぐに)です。今頃沸き立っていると思いますが、あの山奥からどうして「世界の細菌学者」と評された北里博士が生まれたのかとても不思議な気がします。

     嘉永五年(1853年)という幕末に庄屋の家に生まれました。

     軍人になりたかったのですが、親から反対され、熊本医学校で医学、特に細菌学と出会い、その魅力にひきつけられ、爾後研究に没頭します。明治18年にドイツのコッホ研究所に留学しますが、そこでコッホから大変期待されるようになります。

     明治20年に別の研究所への移動を伝えに来た石黒陸軍省医務局長はコッホ博士からのたっての希望で、その移動命令を取り消し、そのままそこで研究をつづけ、明治22年に欧米の細菌学者が成し得なかった破傷風菌の純粋培養に成功し、世界をあっと驚かせます。

     さらに血清治療法も発明し、ノーベル賞の第一回の受賞者になると噂されますが、人種差別に会いその候補にも選ばれませんでした。選ばれたのは北里博士と共同研究していたドイツのベーリングでした。

     ウキペディアなどを見ると人種差別の証拠は見つかっていないとありますが、当時の最高レベルといわれた学者たちが想像だにしなかった嫌気性細菌である破傷風菌の純粋培養やその後その療法で大勢の命を救った血清療法の発明など人類の医学への貢献度合いが北里博士ほど大きい人はいないと私は思っています。

     帰国の際に、イギリスとアメリカから破格の待遇で招聘されましたが、自分はご皇室に多大な恩があり、日本人のために尽くしたいと帰国を決めます。

     ところが、東大医学部との確執(脚気の原因の論争)があったため、世界の細菌学者と言われた北里博士も研究所さえ持てない日々が続きます。

     日々世界では研究が進んでいるのに、自分は何もできない状態を嘆き、アメリカへ渡ろうとしたときに手を差し伸べたのが福沢諭吉翁でした。

     自分の土地を与え、そこに細菌研究所を作るように援助します。そこが現在の北里大学と慶応大学医学部につながっていきます。

     いまでも、医者の世界で東大閥と慶応閥があるのはこれが理由です。

     明治30年に北里博士の弟子の志賀潔が赤痢菌を発見した際、研究論文をまとめ指導教官であった北里博士に提出したところ、「君の名前を書いておきなさい」と栄誉を弟子に譲ります。

     赤痢菌発見は志賀潔と学校の歴史で学びましたが、裏にはこういう事もあったのです。

     もちろん、志賀潔は今度は自分が指導教官になった時に、弟子が研究論文をまとめ持ってくると師匠のように「君の名前を書いておきなさい」と同じことをして後進の指導に当たります。

     だからこういう人たちがいたおかげで細菌学の世界の於いて日本は大活躍をするのです。

     今の1000円札の野口英世も北里博士の弟子のひとりでしたが、金に汚く女にだらしないとんでもない人でした。

     北里博士が庄屋の生まれ、野口は貧乏人の子せがれでやけどで動かなくなった手を直してもらったことがきっかけで医学に目覚めるというエピソードが受けて、戦後野口が有名になりましたが、北里博士の方がその業績も育てた弟子たちの数も圧倒的に多いのです。

     日本のいや世界の人々を数多く救ったということは、いま生きている私たちのご先祖さまも北里博士の発見に救われたのかもしれません。

     もし、北里博士がいなかったらもっと病気で亡くなる人が多くなり、私たちのご先祖さまも命を落としていたら、今私たちはここに生きていません。

     この北里博士はとてもけんかっ早い人で、いろんな人と衝突してきました。

     しかし、お世話になった人には誠心誠意尽くされています。

     前出の福沢諭吉翁が病に倒れた明日をもしれぬ命になった時、世界の細菌学の重鎮ととなっていた北里博士ですが、恩人福沢諭吉翁の下の世話までしたと言われています。

     ドイツが第一世界大戦で敗れ、コッホ博士の奥さんが生活に困っていると聞くと一生暮らせるほどのお金を援助して生活を助けました。そのお返しと送られてきたコッホ博士の肖像画が北里大学に大切に保管されています。

     以前、1000円札が野口英世の肖像に決まった時に、私は見せかけの業績で評価する風潮は良くないとブログに書いた覚えがあります。

     でも、今回本物の業績を持つ人物が1000円札に選ばれたと知ってとても嬉しいのです。

     最後に、日露戦争の際に親露派が多かったアメリカの世論を変えるために、福岡出身の金子健太郎とタカジアスターゼなどを発明してアメリカでも名声を博していた高峰譲吉博士がタッグを組んで全米の有力者を行脚します。

     そしてアメリカの世論を変えることに成功するのですが、その際に高峰譲吉博士が引用するのが北里柴三郎博士のことでした。

     これは日本人がいかに世界の医学に貢献してきたか、そしていかに日本が平和を望む民族かを北里博士の業績と共に話していくのです。

     血清療法で命を救われた人や他の伝染病にかからずに生き延びた人たちがそれは北里博士の業績だと知って、日本を見直すきっかけとなったのです。

     このように本物の人物が日本のお札の肖像に使われることはとても嬉しいことだと思いませんか?

     これからは日本の時代が到来します!


    「井上政典のブログ」より転載
    https://ameblo.jp/rekishinavi/

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