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  • 堂本かおる
    堂本かおる
    ニューヨーク在住フリーランスライター
    菊田 均
    菊田 均
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    松本 健一
    松本 健一
    評論家
    中岡 弘
    中岡 弘
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    大島 直行
    大島 直行
    伊達市噴火湾文化研究所長
    時広 真吾
    時広 真吾
    舞台演出家
    渡辺 久義
    渡辺 久義
    京都大学名誉教授

    いろいろな歴史認識

    歴史とは「過去の事実の因果関係を記述したもの」のことをいいます。
    少し詳しく言うと、歴史は

      直進する時間
      時間を管理する技術
      文字で記録をつくる技術
      ものごとの因果関係の真実

    の4つが揃ってはじめて歴史となります。

    このような、いわば「歴史因果関係説」というのは、世界の中ではむしろ少数派です。
    たとえば古代インド文明は、歴史を持ちません。
    なぜなら、彼らは輪廻・転生の思想を持ち、事件や事故の原因を前世に求め、その結果を今生と考えるからです。
    前世が未来になる場合もあるわけですから、そこには時間の直進さえありません。

    またイスラム文明も、一瞬一瞬はすべてアラーの神の思し召しと創造によると考えます。
    瞬間自体が新たに創造されるものなのですから、そこに因果律はありません。
    つまり「歴史を持たない文明」も、世界には数多く存在するのです。

    一方、「歴史を創作する文明」もあります。
    それがヨーロッパの地中海文明と、China文明です。

    ヨーロッパでは古代ギリシャのヘロドトスが『ヒストリア』を書きました。
    この書の序文でヘロドトスは、
    「世界は変化するものであり、その変化を語るのが歴史である」と述べています。
    そして、バラバラで対立と闘争を繰り返していたギリシャの都市国家が、強大なペルシャがやってきたので、最後にはみんなで協力してペルシャをやっつけた。めでたしめでたしという筋書きを書いています。

    これは、不当な侵略を前に、英雄たちが立ち上がって勝利するという筋書きです。
    ですからそこには、世界がまとまるための恐怖の帝国の存在を必要とします。
    戦後の国連秩序といわれるものになっています。

    一方、China文明においては、前漢の武帝に仕えた司馬遷が著した『史記』が歴史書の原点になっています。
    これは皇帝の正統性を記したものです。
    誰が正統かということは、もっと簡単に言うと、誰がいちばん偉いかです。
    それがChinaの歴史観です。

    この場合、共通の敵の存在の必要はありません。
    前の王朝の不当性だけが問題となります。
    このとき、本当は前の王朝を「倒す側」が相当な非道を繰り返しているのですが、歴史認識では、その非道はことごとく前の王朝、前の支配者の「せい」になります。

    Chinaにおける歴史観というのは、もともとがそういうものですから、王朝の交代のたびに歴史が書き換えられます。
    なぜなら、偉い人が代わるからです。
    逆にいえば、現代Chinaの歴史認識は、いまの中共王朝が消えてなくなるまで、変わることはないということです。
    かれらにとっては、真実は関係ないのです。
    必要なことは正統性だけです。

    要するに、その時点で誰が一番偉いのかだけが問題になりますから、そこに真実は必要ありませんし、直進する時間も、因果関係も必要ありません。
    都合に合わせて、あとから書き換えるのが歴史だからです。

    ここまでを整理すると、
    1 西洋の歴史は「共通の敵に対する英雄譚」であり、
    2 Chinaの歴史は「誰が上にいるかを証明するためのもの」であり、
    3 印度の歴史は「前世との関連」であり、
    4 イスラムの歴史は「アラーの思し召し」です。

    では、日本における歴史は、どのようなものでしょうか。
    日本には、万古不易の共通の敵などはいませんし、
    神々の時代から正統な天皇が存在していますし、
    前世からの因縁よりも現在の暮らしと未来の子供たちが大事ですし、
    アラーの神もいません。

    そうなると歴史は、現状を打破するために学ぶものという概念が生まれてきます。
    つまり歴史は「学ぶもの」ですから、いちばんたいせつなことは「歴史の真実」という概念が育ちます。
    なぜなら、歴史は因果関係に基づいて、普遍的価値を探求するためのものだからです。

    ですからたとえば南京問題を例に出すと、
    中共王朝にとっては、王朝の正統性確保のために、日本軍による蛮行が「あったことにしなければならないもの」ですから、中共王朝が現代と未来を担うためには、事実関係として「あった」ことが必要なこととなります。
    ですから「なくても」、「あった」ということになります。

    一方日本にとっては、歴史は真実を探るものですから、実際にあったのかなかったのかが問題になります。
    真実を探求しようとする国と、都合により真実を改変する国では、その立脚点が180度異なります。

    では、それを西欧に持ち込んだらどうなるかというと、彼らにとって歴史は英雄譚ですから、南京で虐殺があったことになれば、第二次世界大戦の戦勝国は英雄になるわけですから、これはなかなか認められないことになります。
    西欧が南京事件をなかったと認めるときというのは、中共が彼らにとっての脅威となり、共通の敵となったときです。
    つまり、日本が西欧社会とともに、人類共通の敵である共産主義や、嘘と欺罔の悪魔の所業と、積極的に戦う英雄の一員とならない限り、どこまでも日本は人類共通の敵というポジションから抜け出せないことになります。
    それが現実です。

    実は南京問題というのは、いろいろな見方ができるものでもあるのです。
    当時の国民党は、南京城内を占領したあと、城内に住む民間人に銃を突きつけて強制徴兵し、特戦隊がその民間人に後ろから銃を突きつけて日本軍と戦わせていました。
    日本軍は、そうした「民間人で銃を撃ってくる者」と戦ったわけですから、ドンパチが起これば、当然、「後ろから銃を突きつけられて、銃を手にして日本軍に向けて発砲する民間人」を殺生しています。
    その意味では、民間人の死傷者は出ているのです。

    けれど、戦時国際法によれば、国家同士の戦争は、軍服を着用し、ひと目で軍人と分かる鉄兜や帽子をかぶり戦いの責任者のもとで、銃を携行している者を相手に戦うものであり、そうでない者は民間人であって殺害してはならないものとされています。
    では、当時のChina国民党兵がどうだったかというと、軍服を着ている者は、基本、戦わず、民間人に銃を突きつけて前線で戦わせていたわけです。
    しかも軍の総指揮官の蒋介石も、前線の責任者の唐生智も、戦いがはじまる早々に、南京から逃げ出しています。
    つまり和平を結ぶ相手さえいないという状況にあったわけです。
    そのうえ、蒋介石率いる国民党は、領土と国民に責任を持つ国家ではありません。単なる軍閥であり、領土もなければ領民もありません。
    そんな領土も領民もいない軍閥が、勝手に南京を占領して、民間人に銃を突きつけて戦いを強要していたわけです。

    このような場合、戦時国際法に従えば、China国民党は軍とはそもそもみなされません。
    これは過激派によるテロであり、その過激派を排除して南京の治安を回復しようとした日本軍に対して、たとえ強制徴用であったとしても、発砲する者があり、しかもその発砲者らが軍人なのか民間人なのか見極めがつかないという状況にあれば、これは戦う相手とみなされますから、老若男女を問わず、本来は降参するまで、皆殺しをすべき相手ということになります。

    ところが彼らは、いったん降参したと見せかけて、隠し持った武器で騒乱を起こしているわけですから、この場合、その場にいるすべてのChineseが、殲滅の対象となったとしても、戦時国際法上は、むしろそれが正統な行為となります。
    にもかかわらず、日本側はそうした殺戮となる状態を防ぐために、誠実な努力を重ねているわけですから、これはもう神の軍としかいえない行動といえます。

    それだけの恩恵を被ったChinaが、それでも日本を悪く言うのは、その後に中共王朝ができたからです。
    その中共王朝は、昭和24年で、日本にとっては終戦後のことにすぎません。
    にもかかわらず中共王朝が南京を持ち出すのは、彼らの正統性が、彼らが日本軍と戦い、Chinaから日本軍を追い払ったから、というものだからです。
    実際には、彼らは日本と干戈を交えていないにもかかわらず、彼らは自分たちの正統性を確保するために、そうした事実を「創作」したわけです。
    それが彼らにとっては、必要な歴史です。

    つまり、上辺は歴史戦といわれていますけれど、これは国家間の、実は文化的価値観の違いの問題でもあるわけです。
    良い悪いではなくて、世界には、そうした理不尽が、まだまだたくさん残っているということです。

    けれど私たちは日本人です。
    そして日本人にとって、必要なことは、事実としての明確な因果関係としての歴史であり、未来を担う力です。
    私たちは、それを捨てる必要も、曲げる必要も、まったくないと思います。

    ※この記事は2016年3月の記事の再掲です。

    お読みいただき、ありがとうございました。


    「大和心を語るねずさんのひとりごと」ブログより転載
    http://nezu621.blog7.fc2.com/

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