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ウイグルの神になろうとする中国共産党

■宗教をイデオロギーに適合させる

 中国はウイグルでイスラム教を社会主義・共産主義に適合した新たなイスラム教に変えようとしている。伝統・文化・言語なども社会主義・共産主義に適合させる同化政策。見た目はウイグル人の同化政策だが、中身は民族性の抹殺が行われている。

■宗教の神を超えた中国共産党

 宗教を社会主義・共産主義に適合させた新たな宗教とは何だ? 宗教の神は人間を超えた存在。それを中国共産党の下位に置く強引さ。だが宗教の神を中国共産党に置き換えればどうなるか?

 社会主義・共産主義という思想が神になり、中国共産党幹部を神の代理人となる。神の代理人は集団指導体制で信者を導くことになる。これが社会主義・共産主義に適合した新たなイスラム教というわけか?

■生きるか死ぬか

 ウイグル人には選択肢がある。中国共産党を受け入れて生きる。拒んで死ぬ。もしくは国外逃亡。ウイグルで生きるしかない者は、中国共産党を神とした新たなイスラム教の信者として生きることになる。

 拒めば死ぬ。伝統と民族性を継承するなら国外に逃亡するしかない。今のウイグル人は限られた選択肢で生きている。

■易姓革命を恐れる中国共産党

 中国共産党は易姓革命を恐れている。宗教・法輪功の様な気功団体は集団化すると中国共産党のライバルになる。宗教団体・法輪功が中国共産党を排除して、新たな中国の統治者になる可能性がある。

 集団化すれば指導者の声で動く。中国共産党は、これが怖いのだ。中国共産党の党員だとしても、宗教・法輪功の指導者を優先する可能性がある。そうなれば易姓革命になる。中国共産党はこれを恐れるから宗教・法輪功を抹殺するのである。

■中国共産党の問題解決方法

 中国共産党がチベット人・ウイグル人・法輪功・キリスト教徒の神になればどうか? これは宗教・民族の壁を超えた新たな宗教となる。宗教・民族を超えて中国共産党を神とすれば問題を解決できる。中国共産党のライバルは消え、易姓革命は発生しない。この様な理屈で考えたのではないか?

■恐怖で再教育

 現実には中国共産党に従わない。だから中国共産党はチベット・ウイグルで再教育施設を作った。再教育施設で恐怖を与え、中国共産党を神とする新たな宗教を教えている可能性がある。

 再教育施設で生きるか死ぬかの選択を迫られたら、多くの人間は従うだろう。生き残った人間は完全に受け入れたか、偽装した人間。中国共産党を神とした新たな宗教で生きるしかない。

■自由はあるのか?

 チベット・ウイグル・法輪功・キリスト教徒に自由はあるのか? 宗教・思想の自由はあるのか? 中国共産党が指定する社会主義・共産主義に従うことに自由はあるのか?

 社会主義・共産主義を拒めば生きる保証がない。これでは自由はない。チベット・ウイグル・法輪功・キリスト教徒は複数の考え方と生き方がある。これらを否定するなら自由はない。

 中国共産党が行っていることは独裁。易姓革命を恐れ、恐怖で支配している。だが恐怖で支配すれば拒まれる。拒まれたら恐怖で支配する。悪循環だ。しかし中国共産党は恐怖による支配を止められない。恐怖による支配を止めれば、易姓革命を引き起こす反乱が生まれると自覚しているからだ。

■中国共産党は戦争に備えている

 中国共産党はアメリカ・日本と対立を強めている。南シナ海・東シナ海でアメリカ・日本と対立が続いている。中国が海に進出したことで、太平洋とインド洋は覇権争奪の海になった。

 中国が南シナ海に人工島を築き、基地化したことで対立は顕著になった。しかも戦争回避が困難な状況になっている。何故なら南シナ海にはアメリカ・日本の生命線である海上交通路が存在する。

 生命線である海上交通路が中国に遮断されたら、アメリカ・日本の経済は打撃を受ける。これは安全保障から避けられない対立だ。中国がアメリカ・日本と開戦すれば、必ず中国国内で反乱が発生する。その反乱の種になるのがチベット・ウイグル・法輪功・キリスト教徒。国外でアメリカ・日本と戦争している時に、国内で反乱が発生すると困る。だから中国共産党は今から民族性抹殺を進めている。

■日本は戦争に巻き込まれる

 日本が戦争を嫌っても向こうから戦争がやってくる。日本は嫌でも戦争に巻き込まれるから戦争に備えなければならない。その第一歩はチベット・ウイグル・法輪功・キリスト教徒の人権を保護することだ。

 これは対岸の火事ではない。戦争に敗ければチベット・ウイグルの様に自由を奪われ伝統を奪われる。だから日本にとって対岸の火事ではない。

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