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中国と北朝鮮の独裁を否定しろ

■独裁を黙認する人権団体

 独裁は嫌われている。日本の人権団体は独裁を批判する。ならば中国と北朝鮮の独裁を批判すべきでは? 中国は共産党による一党独裁。しかもチベット・ウイグルの民族性抹殺を行っている。中国共産党はチベット・ウイグル固有の宗教・言語・伝統・文化・風習・歴史を否定している。これは民族性の否定。その代りに中国共産党が指定する思想を強制している。

 だが多くの日本の人権団体は中国と北朝鮮の独裁を批判しない。独裁を嫌いながら隣国の独裁を黙認している。しかも国連すら独裁を黙認している。これでは救いがない。

■これは独裁なのでは?

 中国は中国共産党による一党独裁。中国では宗教の自由も無い。思想・言論は中国共産党の方針だけ。気功団体の法輪功は敵視され抹殺対象。法輪功が中国共産党に従わないと判断されたことで抹殺される。これは独裁なのでは?

 北朝鮮は一党独裁だが金一族が支配する国。金一族の言葉が政治であり、独裁が行われている。反対する者は殺される恐怖政治。これは独裁なのでは?

 中国共産党は怖いのだ。中国共産党と並ぶ組織が怖い。宗教団体・気功団体でも集団化すると反乱の種になると恐れている。指導者の命令で反共産党を叫ぶと易姓革命になると恐れている。

 だから中国共産党は恐怖で支配する。だが支配を拒むからさらに恐怖で支配する。この悪循環に中国共産党は陥っている。

■民主主義と独裁の違い

 簡単に民主主義と独裁の違いを説明したい。

日本型民主主義
権威:天皇陛下
権力:首相

アメリカ型民主主義
権威:憲法
権力:大統領

 多くの国は権威と権力に分離している。日本では首相は他の政治家と議論して法案を作る。首相が出来ることは法案を作ること。法案は天皇陛下の裁可を受けることで法律になる。

中国型独裁
権威・権力:社会主義・共産主義・共産党

 中国共産党は権威と権力をワンセットにした独裁政治。共産党が決めたことが法律であり権威。権力交代は易姓革命だから他の集団は仮想敵になる。

 日本とアメリカでは権威は固定。だが権力は持っていない。日本では首相が交代しても革命にはならない。アメリカでも大統領が交代しても革命にはならない。権力が交代しても革命にならないのが日本とアメリカ。

 だが中国は権威と権力はワンセット。そうなれば共産党を追い出すだけで革命になる。中国共産党はこれを恐れるから中華思想の民を定着させようとしている。イデオロギーで共通化した中華思想の民ならば中国共産党は安泰。

 全てが中華思想の民になれば中国共産党の支配で生きる。中国共産党を追い出す組織も生まれない。だから中国共産党は仏教・キリスト教・イスラム教・法輪功を排除する。これらは易姓革命の種であり仮想敵。執拗に狙う理由である。

■中国共産党が求めるイデオロギーと中華思想の民

 イデオロギーは国家・民族・人種の壁を超えることが出来る。だがイデオロギーの権威を個人の総和にするとイデオロギーの権威は低下する。これをダイアモンドに置き換えて説明したい。

 ダイアモンドは数が少ないから価値が高い。だがダイアモンドの数が人間の数と同じになれば、ダイアモンドの価値は低下する。イデオロギーの価値も同じ。

 本来イデオロギーに権威は無い。だが中国共産党はイデオロギーに権威の代わりとして恐怖を与えた。そして恐怖で民を従わせようとしている。これが中国共産党。

 イデオロギーの長所は国家・民族・人種の壁を超えること。中国共産党はこの長所を使い多民族国家を一つにまとめようとしている。イデオロギーである社会主義は機会の均等、共産主義は結果の均等。これらに共通しているのは個人の能力の否定。

 全員が均一化された能力として仮定されている。もしくは均一化された能力に強制される。ならば独裁者が好むのは当然。均一化された能力ならば民族主義や法輪功などは排除すべき対象になるのは当然なのだ。

 中国共産党はチベット人・ウイグル人・法輪功に、イデオロギーで共通化した中華思想の民を求めている。これは独裁ではないのか?

■安倍首相は独裁者ではない

 日本の左翼系は「安倍首相の独裁を許すな」と言う者がいる。日本の権威は天皇陛下で権力を首相が担当している。日本では政治家が議論して法案を作る。首相が法案を天皇陛下のもとへ持って行き、天皇陛下の裁可を受けることで法案は法律になる。これが日本型民主主義。

 日本型民主主義は神話の時代から現代まで続いている。だから日本には独裁者は生まれない。安倍首相は行政を担当し、政治家と議論して法案を作る。安倍首相は日本の権力者だが、法律を作ることはできない。安倍首相は法案を作れても法律を作れない。

 日本では法律は天皇陛下の裁可を受けなければ法律として機能しない。だから安倍首相は独裁者ではない。さらに独裁者にはなれない。

 日本の人権団体と左翼系が嫌う独裁者は中国と北朝鮮にいる。眼の前の国で独裁者が自国民を苦しめている。独裁が嫌いならば中国共産党によるチベット・ウイグル・法輪功の抹殺を批判すべきだ。

■香港と台湾と日本の安全保障

 中国共産党は香港での独裁を強め、さらに台湾も狙っている。台湾が中国に占領されたら台湾を拠点に沖縄が狙われる。これは日本の安全保障としても危険。

 中国共産党が台湾を占領すると海峡の封鎖が可能になる。台湾付近には日本の生命線である海上交通路が存在する。これを中国共産党は遮断できるようになる。中国共産党が台湾を占領することで、日本人の生殺与奪権を持つようなもの。だから対岸の火事ではない。

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