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辺野古移設はデニー知事にも移設反対派にも止めることはできない。それが現実である。

 県知事選で、辺野古移設反対を選挙公約に掲げた玉城デニー候補が相手候補に8万票以上の差をつけて圧勝した。だから辺野古移設反対が沖縄県民の圧倒的な民意ということになるが、辺野古のキャンプ・シュワブゲート前に結集する市民が増えたかというと全然増えていない。むしろ減っている。

 以前はゲート前に集まる市民は100人くらいであったが今は数十人である。明らかに減少している。26日にゲート前に座り込みをやった市民は約40人であると琉球新報は報じている。それも老人が多く、移動させられる時に「乱暴は止めて」と機動隊に訴えている。若かったら機動隊に反抗していただろう。しかし、老人だから抵抗しないで乱暴しないようにお願いするのである。

 7.80代の教師OBは立法院に乱入して教公二法を阻止した経験がある。老体に鞭打ちながら夢をもう一度と思ってキャンプ・シュワブゲートに来ているのだろう、しかし、教公二法のように一万人以上の移設反対派が結集しないと夢を実現することはできない。数十人しか結集できないのだから辺野古移設阻止は夢のまた夢である。

 県知事選でデニー氏が圧勝しても辺野古に結集する反対派はちっとも増えていない。教公二法を阻止したように反対派が辺野古移設を阻止するのは不可能である。

 デニー知事が政府を説得して阻止する方法はあるが、政府は普天間飛行場の危険性をなくす唯一の方法は辺野古移設であると主張し、移設工事を止める考えはない。辺野古移設は知事にも移設反対派にも止めることはできない。それが現実である。


「沖縄に内なる民主主義はあるか」より転載
http://hijai.ti-da.net/

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