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関ジャニ大倉が過激な「やらかし」の行為に精神的苦痛、今後の対処は?

 大手芸能事務所、ジャニーズに所属するタレントが、迷惑ファンに対して、会員サイトのブログで苦言を呈する件が続出しています。今年の9月には、King&Prince(キンプリ)のメンバーが乗車する新幹線に熱狂的ファンが群がり、新幹線の窓を叩いたりするなど迷惑行為によって6分も遅延するトラブルが発生。また、10月には、Hey! Say! JUMPのメンバーが新潟公演を終えて新幹線で帰京したところ、メンバーを発見した熱狂的ファンたちがホームを暴走。メンバーに群がるなどして大騒ぎをする迷惑行為がありました。

 立て続けに起きた公共機関でのファンマナーの問題により、事務所側から注意喚起を行ったり、Hey! Say! JUMPの八乙女光さんが、嫌われる覚悟で会員サイトにファンマナーの悪さを注意し、「最悪の場合コンサート中止もあり得る」という文章を書いていました。しかし、マナー違反による問題はなくならず。そして先日、関ジャニ∞の大倉忠義さんが、自身に付きまとうファンに対しての苦悩を、会員サイト内で綴り、想像を絶する迷惑行為の内容に衝撃が走っています。

大倉さんも憤る迷惑行為の実態に寒気

 大倉さんは今月88日、会員サイトの「Johnny’s web」内のブログで、「賛否あるだろう事をわかった上で書かせていただきます」と前置きし、「僕たちは、メディアに出る仕事をしています。『みなし公人』などと呼ばれる分類に入ったりもするそうです」と自身の立場を踏まえたうえで、一部ファンからの迷惑行為の実態を打ち明けました。

 「ルールを守らない方々」により、大倉さんは執拗なつきまといに遭っていることを告白。
 「駅や空港に沢山の女性の方がいます。僕らを見守ってくれているのではなく、執念に追いかけてくる人がいます」
 「カバンの中にモノを入れられたり突然手を繋がれたり…。ルールを守らない人達による身勝手な行動が精神的に辛いです」

 というように、移動手段として利用する公共機関で待ち伏せをしたり、付きまとったりするファンにより、多大な苦痛を受けているとか。また、番組観覧の募集をしているとき、執拗に追いかけられることを明かし、そういうルールを守らない熱狂的なファンは、メンバーにぴったりくっつくことを目的に周りが見えなくなり、一般人に体当たりするなど、周囲に大変な迷惑がかかっていると苦言を呈しました。

 迷惑行為は仕事の時だけではなく、プライベートでも受けたといいます。大倉さんが友人と食事をしていた際、隣の席に空港や駅でよく待ち伏せしているファンが座っており、「これはストーカー行為ではないか」、「男女が逆ならいいのか?」と、憤りを綴っていました。

 大倉さんは一連の迷惑行為に対し「身勝手な行動が精神的につらいです。このまま耐え続けられるのだろうか」と吐露。これまでは無視することで凌いできたようですが、「もう、ストレス以外のなにものでもない。原因不明の病気がストレスのせいだと言われたりもする。寿命が縮まっているのではないかとも感じる」と、ストレスによって健康面にも異常をきたしていることを明かしました。また、大阪の番組収録へ行くことが「すごく憂鬱」だとして、「普通の人に戻るほうがよっぽど楽だろう。そろそろ限界だ」と、精神的には極限状態にまで追い詰められていることを記していました。

 大倉さんの告白を受けて、ネット上は騒然。女性向け匿名掲示板『ガールズちゃんねる』には、衝撃と怒りの声が相次いでいます。「全文読んだけど、ストーカー内容がかなり怖かった」、「ご飯食べに行って横見たらストーカーが座ってるとか …もう外食できなくなるよ」、「突然手を繋がれるって…怖すぎる 」、「さすがに『芸能人だからしょうがない』じゃ済まない」と、迷惑行為をするファンに対して恐怖の声もあがっています。中には、「見せしめのために逮捕者を出すぐらいの対策が必要」と訴える声も。

 ツイッターでは、ジャニーズファン同士が迷惑行為をやめるよう訴える動きも見られ、「全てのジャニーズファンに大倉くんのブログを読んでほしい」、「お願いだからみんなマナー守って」と必死に呼びかけるツイートが目立ちます。また、大倉さんを気遣ったり、迷惑行為をするファンに対しての怒りの声もあがっています。「大倉のブログ、アイドルに一番言わせたくなかったことが全部書かれてて呆然としてしまった。ただただ悲しい。大倉は何ひとつ間違ったこと言ってないから辛い。大なり小なりあれどアイドルの本音だよなぁ」、「大倉くんのやつみたけどあれ本人からの最終SOSじゃないか? アイドルにあんなこと言わせてそれでも『認識してもらえてる!』って思ってそうなあたりほんとにこわいしとにかく本人の口から言わせてしまったのが申し訳ない ブログに書くのだって相当勇気がいっただろうに」

 ジャニーズタレントに対するファンからの迷惑行為が大きな騒動を巻き起こしていることで、迷惑行為の実態が明らかになり、タレントへの迷惑を考えなしで行動していた熱狂的ファンが行為を改めてくれればいいのですが、そう簡単に迷惑行為がなくなるかは疑問です。

人を熱狂的にさせる魅力があるが故に、覚悟が必要

 大倉さんが迷惑行為の実態を明かしたことである程度の抑止力にはなるかもしれません。好きなタレントを追いかけることをやりがいとして生きている人たちの中には、過激なファンもいますが、タレントが迷惑をしていることを知れば自分の行為を改めないとなと思う人もいるでしょう。

 過激なファンも、メディアなどでも大倉さんの訴えが取り上げられ、迷惑行為が公にされたので、一定期間は落ち着くかもしれません。しかし、迷惑行為に及ぶ過激なファンは「やらかし」と呼ばれ、常識的なファンと区別されており、タレントから嫌われようが憎まれようが、存在を認知されることを目的としている人もいるので非常にたちが悪いです。

 2014年には、SnowManの岩本照さんが、やらかしと口論した末に右眼窩底骨折の重傷を負わせて謹慎処分になりましたが、この事件が報道されると一部のファンは、「岩本くんに暴力を振るわれるなんてうらやましい」と狂気的な反応を示していました。大倉さんも、「これを書くことで喜ばせるかもしれない」と綴っており、過激なやらかしの人たちにはいくら事務所やタレントが訴えても意味をなさないどころか、逆にタレントに影響を与えて認知されたと喜ばせてしまうことになるのだとか。

 ファンの間でも出待ちや、応援、タレントへの対応などについてルールが存在していたのですが、そのルールの枠を超える過激な人たちが、迷惑行為に及んでいたようです。立て続けに起こった公共機関の迷惑行為の裏には、過激ファン同士のネットワークが絡んでおり、以前にはあるグループが地方公演から帰京するための飛行機を予約した際、その1時間後には、すべての席がファンの予約で埋まったということもあったとか。航空会社に勤めているファンが、すぐに他のファンに教えたため、それが可能だったようです。

 過激ファンは航空会社だけでなく、携帯会社やホテル、鉄道会社や役所などにも存在し、タレントの個人情報を、独自のネットワークで共有しています。現代はSNS上ですぐに情報が多くの人たちに共有でき、簡単に目当てのタレントの移動状況などを知ることができます。SNSのない時代は遠い存在だったタレントが、今では身近な存在になったということなのでしょう。

 ファンの情報網が侮れなくなった現代で、事務所側はタレントを守るためにも時代に合わせた対策をしないといけないのではないでしょうか。タレントを憂鬱な状態に陥れるほど他人の迷惑を考えない「やらかし」が、今後も増え続けるかもしれません。大倉さんや八乙女さんが嫌われる覚悟で訴え、打ち明けた迷惑行為を無駄にしないためにも、過激なファンに対して事務所側が会員脱退を迫ったり、ストーカー規正法が適用されるなら法で対処したり、何かしら行動を起こす必要性があるのではないでしょうか。

 タレントは公人なのである程度他人の視線を気にしないといけない立場ではあります。熱狂的なファンは引っ越し先をパパラッチよりも先に突き止めたりしているようで、プライベートもない状態の人もいるとか。それはやりすぎですが、今後いくら事務所が規制をしても、法的処置をしても過激なファンが減らないことも考えられます。迷惑行為をするファンが一番悪いのですが、タレント側も今後は覚悟をして、どのように自分で身を守るか、プライベートを守るかを考えておく必要がありそうです。

 ここまで人を熱狂的にさせる魅力があるタレントは凄い力を持っていると思います。しかし、一般のファンの枠を超えた過激な人たちも引き寄せてしまう力もあるのでしょう。相当な精神的辛さがあることを覚悟した上でタレントを続けることは、並大抵ではないと感じさせられます。大倉さんには多くのファンがいるので、一部の過激なファンのためにもこれからもタレントを続けていってもらいたいものですが、精神的な辛さを抱えたまま続けていくことは相当大変なことでしょう。迷惑行為をするファンへの対応を、事務所側が早く行うことが望ましいのではないでしょうか。

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