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県民投票をぶっつぶせ2 デニー知事の嘘を許すな

県民投票を成功させるための第二弾がデニー知事の訪米である。訪米の前にデニー知事は日本外国特派員協会で会見をした。
辺野古移設の歴史的事実を知らない市民がデニー知事の会見を報道で知れば、デニー知事の「辺野古新基地建設反対」に賛成するだろう。デニー知事の弁舌は巧みであり、辺野古移設が宜野湾市民の危険除去という本当の問題を隠して、米軍基地の強化にすり替えている。 

普天間飛行場移設のための辺野古飛行場建設であるのに辺野古新基地とあたかも新しい米軍基地を辺野古に建設するようにデニー知事は述べている。
「過大な米軍基地を減らして議論するならともかく、機能強化の基地を造ることは絶対に認められない」
日米外国特派員に堂々と嘘を強調したのである。嘘を根拠にして、辺野古飛行場建設工事を止めて辺野古移設計画を見直すように求めたのである。
 辺野古飛行場を建設すれば普天間飛行場は閉鎖・撤去する。だから。辺野古飛行場建設は米軍基地縮小になる。辺野古飛行場は滑走路が1000メートルも短くなり大型輸送機は離着陸できなくなる。機能は縮小されるのであって強化はされない。ところがデニー知事は機能強化であると嘘をつくのである。。辺野古新基地ということによって外国特派員に基地拡大強化をイメージさせているデニー知事の巧みな嘘の弁舌である。
辺野古移設の議論は2004年から2010年まで徹底してやった。議論の結果辺野古移設が決まったのである。すでに議論は終わり政治決着はつき、公有水面埋立法によって埋め立てが承認された。
嘘を根拠にして、建設工事を止めて辺野古移設計画を見直すよう求めているデニー知事である。

デニー知事の強みは県知事選で勝ったことである。
「知事選で当選という形で改めて示された県民の民意を踏みにじるものと言わざるを得ない」
と政府の辺野古移設工事は民意を無視した強硬工事であると批判している。
 2010年に辺野古飛行場建設が決まり、2013年に辺野古埋め立てが承認された。埋め立て承認されて4年以上も経過しているのにまだ埋め立てが始まっていない。経過を見れば政府は強硬していないことが分かる。
 辺野古移設阻止を選挙公約にしたデニー氏が当選したのだがら辺野古移設阻止が民意であると言える。しかし、辺野古移設阻止を選挙公約にすることができるかという問題がある。県知事は県行政の最高権力者である。しかし、国と合意した辺野古飛行場建設を一方的に破棄する権利はない。権利がなく実現できないのを選挙公約にしたのがデニー知事である。実現できないことを選挙公約にして、当選したから辺野古移設阻止は民意ということになった。国との合意を否定する民意、違法行為を支持する民意をつくりあげたデニー知事である。そんな捻じ曲がった政治が大手を振っているのが沖縄である。

 デニー知事の嘘を正す立場にあるのが野党自民党である。
 辺野古移設を阻止すれば普天間飛行場の問題が元に戻る。県外移設、国外移設、閉鎖・撤去ができない現実を取り上げ、辺野古移設が中止したら普天間飛行場をどうするのか、辺野古移設以外に解決する方法があるのかを徹底して追及してほしいものである・・・・・。

 調子に乗ったデニー知事は県の承認撤回の根拠が嘘であることを暴露した。
 ボーリング調査で大浦湾側の地盤が軟弱であることが判明した。県は軟弱地盤を承認撤回の根拠にしている。チョイさんこと辺野古埋め立てに詳しい北上田毅氏はマヨネーズのような地盤だから飛行場はつくれないという本を出した。売れ行きは好調だという。県は承認撤回の根拠のひとつに軟弱基盤を挙げている。
 デニー知事は軟弱基盤のことを取り上げて、政府は埋め立て計画を変更しなくてはならない。計画を変更するたびに政府は変更計画を県に提出して県知事の許可が必要であることを述べ、変更提出の度にストップすると宣言、デニー知事は今後浮上する計画変更で知事権限を行使する構えをみせ、埋め立て完成まで何年もかかると忠告している。埋め立ては何年もかかるから辺野古飛行場建設をあきらめて埋め立てストップするように政府に求めていると述べた。デニー知事が指摘している通りである。デニー知事が計画変更をストップすれば政府と県との交渉は長引き、埋め立て計画は長期間になる可能性がある。
 それはデニー知事のいう通りであるが、計画変更のデニー知事の指摘は承認撤回との関係で考えると失言である。
 デニー知事は計画変更ができると断言している。計画変更を県に提出しなければならないのは事実であるが、計画変更が認可されればで飛行場はつくれることをデニー知事が暴露したことになる。軟弱基盤だから飛行場がつくれないと指摘した北上田氏の主張は間違っているとデニー知事は言ったのである。デニー知事は県が計画変更をするから何年もかかると言っているのであって飛行場建設はできないとは言っていない。できると言っているのだ。つまり、軟弱基盤を根拠に承認撤回はできないとデニー知事は日米外国特派員に公言したのである。デニー知事は承認撤回を支持すると言いながら県が承認撤回の根拠にしている軟弱基盤は承認撤回の根拠にはならないと公言したのである。これは承認撤回の信頼性を失わせるとんでもない失言である。
 自民党は県議会で承認撤回の根拠から大浦湾側の軟弱基盤をはずすように徹底して要求するべきである。県民の承認撤回への信頼を失わせるために必要なことである。
 自民党がデニー知事の嘘や失言を県議会で追及してデニー知事に日本外国特派員協会で話したことは嘘であることを認めさせない限り、デニー知事の嘘が本当であると県民は信じる。それを許してはならない。

ボーリング調査が終わり、護岸工事を終えた辺野古沿岸は埋め立てができる状態になった。そのことを質問されたデニー知事は。
「(現状が)全体の計画からすれば数%にすぎない。全体から見れば埋め立て土砂はまだ一つも投入されていない。決して諦める状況ではない」
と述べている。デニー知事は埋め立てが始まっていないから諦める状況ではないと言った。ということは埋め立てが進めば諦めるということなのか・・・・。

政府が埋め立てを中止することは絶対にない。埋め立てを中止するということは辺野古移設を断念することであり、普天間飛行場の問題に戻るということである。県外移設、国外移設、閉鎖・撤去ができないのだから普天間飛行場は固定化してしまう。そうなると普天間飛行場撤去運動が過激になっていくだろう。政府がもっとも恐れているのは普天間飛行場の固定化である。普天間飛行場の閉鎖・撤去ができるのは「辺野古移設が唯一」であるから政府が埋め立てを中止することはない。
台風24号で本部港の一部が破壊されて使用できなくなった。埋め立て用の土砂を運ぶ船が利用できるのは3月からである。3月から埋め立ては始まる。埋め立ては着実に進むだろう。来年の今頃は埋め立てはかなり進んでいるから「土砂が一粒も投入されていない」とは言えなくなる。埋め立てが進めば進むほど辺野古移設阻止の言動が減っていかざるを得ないデニー知事である。

県民投票で辺野古移設反対の票を増やす目的で嘘を言い放題のデニー知事である。デニー知事の嘘を暴けば県民の辺野古移設反対はかなり減るだろう。


「沖縄に内なる民主主義はあるか」より転載
http://hijai.ti-da.net/

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