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    高橋 克明
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    ファリード・...
    米コラムニスト

    北戴河会議の焦点「米中貿易戦争」は習近平政権の失脚につながるか!?

     こんにちは、中国人マンガ家の孫向文です。

     中国共産党は毎年(通常は年に1回)8月に北戴河という北京の郊外にある避暑地で、恒例の秘密会議を行います。その内容は中国共産党内部の人事異動、国内のさまざまな社会問題、外交問題など、あらゆるの分野の「根回し」をして、政局をまとめる行事となります。日本だと「日本共産党大会」みたいなイベントです。

    ●国民を虫けらのように扱うのは権力誇示のためだ!

     今回の北戴河会議には、今の米中貿易戦争の行方と、習近平政権の権力一極集中に反発する「内ゲバ」が焦点になります。

     実は、毎年の北戴河会議の直前に、北戴河の周辺の広い範囲が立入禁止となり、厳戒状態になって、その厳しさは当代政権の「独裁度」を示すバロメーターになるほどです。今年は未曾有の警備が配備されており、習政権の独裁度をよく示しています。

     8月9日、中国の「苦情陳情者」として知られている張岳秀さんは北戴河会議の会場付近で陳情する予定ですが、泊まっているホテルに、突然、大量の警官が突入してきて、彼女を拘束しました。それ以外にも、民主派活動家、人権派弁護士たちなど、北戴河会議で政府を批判しようとする活動家はすぐに「強制送還」されました。

     また、一部の「重点監視対象者」とされている民主派活動家の大物は、予め北京から離れるところを逮捕されます。中国の流行語ではこういう現象を「被旅行」(行きたくな所に旅行させられる)と皮肉ります。中国国民は「私達は中国国籍であり、なぜ中国国内を自由に旅行できないのか!?なぜ行きたくない所に強制旅行させられるのか!?」と警察の横暴に抗議しました。なぜ、習近平政権は表現の自由への弾圧を強化するのでしょうか?これは明らかに習近平の権力が弱まっていることを証明しているのです。

     8月16日、中国のSNS「微博=ウェイボー」で、「安倍首相は私の父親だ」「台湾国と言ってはいけない法律があるのか?」などの投稿をした18歳の男子高校生が「社会秩序紊乱罪」で逮捕されました。実は、これくらいの投稿は以前からネット上に溢れていまたのですが、刑事犯罪として逮捕されたのは、これが初てです。これは明らか習近平が自らの失脚を防ぐために、あえて自らの権力をアピールするための強権発動なのでしょう。

    ●反米ナショナリズム運動の逆効果

     今回の北戴河会議の内容について、王滬寧氏(党中央政策研究室主任)がやり玉挙げられているため、会議には出席しませんでした。王滬寧とは、今まで習近平の側近であり、習近平政権のプロパガンダの任務を担ってきた人物です。では、なぜやり玉にあげられることになったのでしょうか? 実は王滬寧氏は米中貿易戦争の最中に、中国国民にナショナリズムで「偉大なる中華民族が米国産の不買運動をしよう」と画策して、アメリカと対抗する愚策を指示しました。そのせいで、トランプ大統領は激怒。中国に容赦なく莫大な懲罰の関税を相次いで追加したわけです。

     米中貿易戦争が始まると、中国各地に大量の街宣車が「米国製ボイコット、打倒トランプ米帝国主義」と拡声器で叫び回りました。「ケンタッキーフライドチキン」などのアメリカのチェーン店の前で行われた過激な反米デモには、中国政府が雇った市民らを紛れ込ませて大衆を扇動していましたが、それに“洗脳”されて自発的にやった一般人もいました。さらに騒動に乗じて「愛国商売」を銘打って、反米のメッセージをアピールして、集客する商人さえ出てくる始末。このような活動が、たくさん撮影されて中国のネット動画にアップされたため、恐らくこれがトランプ大統領にも伝わったのではないでしょうか。

     しかし、これは本当に王滬寧氏が考えた戦略なのでしょうか? もしかしたら習近平主席自らの発想かもしれません。どういうことかといえば、つまり「王滬寧氏こそ米中貿易戦争で中国の経済を危機に直面させた『犯人だ』」と北戴河会議で批判するため、習近平主席が自らの失脚を回避するために、王滬寧氏を「トカゲのしっぽ」として処分したのかもしれません。金正恩政権と同じ、独裁者の側近はいつでも使い捨てのコマにされます。今回の北戴河会議で、王滬寧氏は習近平主席によって一刀両断にされたことが明らかになりました。

     実は、上記のことに反応するかのような事象がありました。習近平主席が就任以来、「中国の夢」や「中華民族の偉大なる復興」などのナショナリズムを煽るプロパガンダと、習近平の顔写真が溢れていたのに、最近、中国の機関メディアや都心部の街では、そのほとんどが撤去されました。

     また、米中貿易戦争で、一番深刻な経済被害者は中国国民です、共産党内部にも国民にも、習近平への支持がさらに離れます。このような現象は、トランプ大統領の怒りを抑える火消し代わりなのかもしれません。

    ●米中貿易戦争が続けば、習近平政権崩壊の日も近い

     いつ終わるのか、その先行きすら見えない米中貿易戦争。しかしそれが、中共政権内の激しい内ゲバを引き起こすきっかけとなり、さらには、習近平政権を揺るがすという重要な意味があります。トランプ大統領が、容赦なく中国を攻めれば攻めるほど、中国共産党の内部ではさらに激しい権力闘争が引き起こされることを今回の北戴河会議は証明しました。習近平政権の崩壊か、さらには中国共産党政権の崩壊が近いのかもしれません。

     今は、中国の民主派はトランプ大統領を打倒共産党の英雄として応援してます、僕は、共産党政権の崩壊まで米中貿易戦争が終わらないように期待します。

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