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マスコミはサッカーでも利敵行為を働く!

 昨晩のサッカーワールドカップのポーランド戦の評価が二分しています。

 「決勝トーナメントに行けてよかった」と、「正々堂々とした戦いを最後までしてほしかった」というのものです。私はサッカーについては全く素人ですので、試合内容には全く踏み込めませんが、ここで一番問題なのは、そういう苦しい戦いを強いられた、情報漏洩の問題です。

 昨日のスターティングメンバーが6人ほど変わったのですが、それをマスコミは試合前に公共の電波に流していたのです。それを本田選手はとても怒っていました。それはそうですよね、選手が変わるのがわかっていればその対策が取りやすくなる。布陣は監督の大切なお仕事です。手の内を相手に知らせることがどれだけ利敵行為だというのがわかっていないのでしょうか。

 以前、当時民進党の白仁勲参議院議員が、日本が誇るそうりゅう型潜水艦の特定秘密がいくつあるのかをしつこく防衛大臣に質問していました。もちろん「国民の知る権利」を黄門さまの印籠の様に振りかざしてです。

 そういう質問が利敵行為だと思わないのでしょうか?たとえば、その秘密が10個あるとすると、他国のスパイは今7つわかっているから、あと3つを何とかして探しだろうとするのです。いくつかわからない方がより安全だと懸命な皆さんならわかるでしょう。

 残りの三つを引き出すために、いろんな関係者にアプローチをして、酷いときには家族を人質にして聞き出そうとするかもしれません。

 それが情報の世界での常識です。もっともこの白議員はそれがわかって敢えて質問していると思っています。

 朝日新聞の正義を考えてみました。

 すると朝日新聞の記事には今はほとんど嘘はありません。できるだけ事実を書くようにされています。だから記事だけを見て、印象操作は別ですが、善悪を判断することはできないようになっています。

 でも、私には大きな違和感が残ります。

 モリカケで疑惑が晴れないと書いてあることは、事実です。疑惑と見せかけるように記事で誘導して、それを与党が答えても、疑惑は晴れません。「疑惑は晴れない」という部分は嘘ではないと強弁できるでしょう。

 朝日新聞の記事は紙面から15センチのところで読むと上記が当てはまりますが、紙面から45センチ離れて読むとそれが国内だけの問題であり、日本の国益という観点から見ればモリカケのような問題に固執するよりももっとたくさんの重要な問題があるということが見えてきます。

 しかし、朝日新聞はそれをさせない巧妙な日本語の操作をして、読者をモリカケのような政府を追及する、安倍総理を引きづり降ろすということを目的に書いているのです。

 数か月ならそれも通用しました。一年以上たつと、それはもう通用しなくなっています。

 最近、日経新聞と放送局の世論調査が行われて、安倍内閣の支持率が50%を超え、不支持率は40%に下がったと報道されています。

 森友、加計の問題で財務省の不手際はありました。でも、それが国益にどう関係するのか。総理がお金でも貰っていたのか。贈収賄事件でも何でもなく、ただ延々と疑惑だ疑惑だと騒いでいただけです。

 そしてまっとうな理由は全く聞こうとはせずに、同じ質問を繰り返し、堂々巡りをしていただけ。

 これには辛抱強い国民もあきれ返り、野党の支持率は軒並みダウン、安倍政権の支持率はアップとなったわけです。当然の論理の帰結ですよね。

 先進国で公務員の不正が一番少ない国はというとドイツとか日本という名前があげられますが、実際は「イタリア」だそうです。

 「あのいい加減なイタリアが?」と思うでしょう、その通りなのです。イタリアは公務員を信じていません。だから幾重にも不正をチェックする機能を公務員組織の中に持っているので、不正ができないからだそうです。

 日本やドイツは公務員がそんなことするわけがないという発想からあまりチェック機能を持っておらず、一度悪事に手を染めてもなかなか見つからないので、ついつい悪事を働くそうです。

 皆さんは政治家が清廉潔白の人ばかりだと思っていますか?私は全くそうは思っていません。

 でも、その政治家が日本の国益になることをしているのなら、支持します。もし田中角栄氏が今のようなネットが広まっている世で政治をしていたらああいう失脚の仕方はしなかったのではないでしょうか。

 日本の常識や日本の論理に当てはめて物事を判断することも必要ですが、国際政治や国際試合においては相手のあることだということを肝に銘じなければ、最前線で働く人たちが一番苦労します。

 今回の日本代表がマスコミの勇み足でそうだったと言っても過言ではないでしょう。

 正々堂々と戦っても、決勝トーナメントに行けなかったら意味がありません。でも、勝つためには何でもしていいとは言っていません。

 隣の国のようにイエローカードをたくさんもらうことほど恥ずかしく、無様なことはありません。

 日本代表は、きれいな試合で堂々と勝ち点を上げ、そして晴れて決勝トーナメントにコマを進めたのです。おおいに褒めてあげましょう。

 ロシアでの大会だから涼しいのかと思っていたら、とても暑いそうです。今度の決勝トーナメントは中三日です。少しでも主力が体力を温存して、さらなる強敵を相手に思う存分戦ってほしいと思っています。

 マスコミも特ダネをつかんだら流したくなるでしょうが、何が国益につながるかをしっかりと考えて行動すべきだし、ファンも今まさに代表の選手たちは戦っています。その最中に後方から弾を打ち込むような発言をしてそれがチームのためになるのでしょうか。

 国際試合で自分よりも格上の相手に勝つために、選手生命をかけて戦う代表たちに温かい言葉をかけてあげようではありませんか。

 がんばれ、日本!がんばれ、おっさんジャパン!


「井上政典のブログ」より転載
https://ameblo.jp/rekishinavi/

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