ワシントン・タイムズ・ジャパン

中国共産党が自国民を「人体実験」!?

●あらゆる職場で利用される「脳のスキャン」

 こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。
 2002年、ニューヨーク州立大学の生理・薬理学教授はラット(白いネズミ)の脳に電極を埋め込み、脳神経を刺激して遠隔操作でネズミの行為をリモートコントロールすることに成功しました。

 2005年、アメリカのイェール大学で行われた研究で、人間が遠隔操作することができるショウジョウバエの開発に成功したとのこと。遺伝子改造によって開発されたハエはリモコンで羽を擦らせたり、飛ばせるよう操作ができました。

 上記のように小動物や昆虫の脳を電極で刺激して、行動を操る実験を、もし人間の体で行うとしたらどうでしょうか? もちろんプライバシー侵害、人権侵害と言わざるをえません。

 さて、今回は科学論文のコラムではなくて、中国共産党のキテレツな中国国民を支配する道具を紹介します。それは上記のような生体実験をまさに中国人の身体で行うという道具についてです。

 香港の南華早報(South China Morning post)の報道によると、2014年から浙江省電力有限会社は工場で単純作業の従業員全員に、脳をスキャンするヘルメットを着用することを義務化しました。作業員は効率良く作業しようとします。その時の脳の状態の変化を監視しているのです。

 作業中、集中力が高まっているのか、眠いのか、怒っているのか、喜でいるのか、サボっているのか、そういう感情の変化を全部、このハイテクな脳波をスキャンするヘルメットが収集し、ワイヤレスで工場のパソコンへ自動送信され、パソコンにインストールされます。AI(人工知能)が迅速に作業員の脳内を分析しています。

 そのお陰で、作業員の集中力は高まり、会社の収益は、このハイテクなヘルメットを装着する前より20億元人民元(約345億円)に増えたと言われています。

 また、上海のとある病院では、上記のようなヘルメットで脳波を収集するだけでなく、同時にヘルメットに搭載してるミニカメラが患者の表情の変化をスキャンして、2種類の情報を病院のパソコンに自動送信して、AIで患者が「不適切な行為」をしないように監視しています。医療目的としては、確かに患者の危険を回避しており、評価されていいでしょう。

 また、中国版新幹線の運転士にも、このようなヘルメットを強制装着して、「事故対策」の名目で、運転士の感情変化を監視してます。同時に、中国民間航空大学の教授は「将来、このヘルメットをパイロットに装着させ、パイロットの感情変化を監視して、航空事故の回避をできる」と興味を示しました。
 さらに、人民解放軍の軍人にも、このヘルメットを装着させて、万が一「指導者を裏切る感情」が発生したら、すぐに中国政府に自動送信して、該当の軍人を処分することが可能になります。

 現在、北京のとある高校では、生徒にカチューシャのような装置を強制で被らせ、生徒が勉強の集中力や、試験する時にカンニングする行為を防ぐことができるようです。このカチューシャ型の装置は、前述のようなヘルメットと似ており、脳波をスキャンしてAIで分析するシステムとほぼ同じです。

 これはまさに、西遊記の三蔵法師が孫悟空の行為を制限するために、被らせる緊箍児(きんこじ)のようなものではありませんか! とても笑えない話です。

 しかし、工場の作業員と病院の患者、公務員や生徒に無理やり脳波をスキャンして勝手にAIで分析する行為は、一種の生体実験として、人権侵害になります。

●最終目的は他国への破壊活動か?

 中国政府は、このような生体実験を行って、最終目的は間違いなく「思想犯罪者」の予備軍に強制的に装着させ、国民の思想を監視、コントロールする目的ではないかと思います。

 さらに次の研究は、遠隔操作で中国人を操り、外国でテロ等の破壊活動をさせるヘルメット装着の義務化。SFの世界の話ですが、可能性はゼロではありません。

 上記のように、社員や顧客、学生の脳と顔を勝手にスキャンして、AIで分析して自社のビッグデータとして保存する行為は、民主主義国家では断じて許されません。
 
 また、人間の脳は長期的にスキャンされることで、脳に損傷を与えるかどうかまだ実証できていません。

 現在、中国には、顔認識システムは既に世界一のレベルに達していると言われます。また人間の脳波を監視する技術も、中国人を使った生体実験の賜物で、他国のできない「人権無視の特権」です。科学技術が急速に進歩し続ける一方、共産党政権を確固たるものとするための科学の悪用が拡大してることが予想されます。

 将来の中国共産党は世界中の人間をロボットのようにコキ使い、操ることができる技術を持つ時、まさに人類の悪夢となります。
 

●中国は「731部隊」を批判できない

 第2次世界大戦の時に、旧日本軍が満州に派遣した関東軍防疫給水部本部衛生兵(731部隊)が戦時中の防疫を行う写真を、中国共産党が「731部隊による中国人の生体実験」と捏造した話が広かってます。これは実際に中国人を生体実験にしてる中国共産党の自己投影ではありませんか!?

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