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  • 堂本かおる
    堂本かおる
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    菊田 均
    菊田 均
    文芸評論家
    松本 健一
    松本 健一
    評論家
    中岡 弘
    中岡 弘
    著述家
    大島 直行
    大島 直行
    伊達市噴火湾文化研究所長
    時広 真吾
    時広 真吾
    舞台演出家
    渡辺 久義
    渡辺 久義
    京都大学名誉教授

    ものすごく高かった日本の民度とは

    いまでは現金送金するときは、銀行のATMを使いますが、江戸時代にも現金送金はありました。
    どうやって送金するかというと、金飛脚(かねびきゃく)と呼ばれる、専門の飛脚さんたちが、街道をエッホエッホと走って全国にお金の配送をしていたわけです。

    ちなみにこの金飛脚、普通の飛脚さんと違って、腰に一本、長脇差を挿していました。
    大量の現金を持っているわけですから、護身のため・・・なのですが、江戸時代265年を通じて、この金飛脚が道中を襲われたという事件が、1件もないというのは、これまたすごいことだと思います。

    以前にもお話したことがありますが、ではその金飛脚に、どうやって現金輸送を依頼したのかというと、これは加瀬英明先生から教えていただいたことですが、たとえば江戸から地方に送金するときには、江戸の日本橋(いま日本橋三越のあたり)に、送金するお金を持参したのです。

    ご存知のように日本橋は、東海道、日光街道、甲州街道、奥州街道、中山道の五街道の出発点であり、また全国から江戸にやってくる人たちの到達点です。
    いまでいったら新宿や渋谷の歩行者天国みたいに往来の華やかなところです。

    その日本橋の橋のたもとに、竹で編んだ平たいザルがいくつも置いてありました。
    ザルには全国の各藩の名前を書いた紙が貼ってあります。

    現金送金する人は、自分が現金を送りたい先の藩の名前が書いてあるザルに、宛先を書いた紙にくるんだ現金を、ただ「置き」ました。
    そこには見張りも、立会人もいません。
    周りを見渡せば、それぞれの藩の名前が書かれたザルに、風呂敷包に入った現金が山積みになっています。

    送金手数料は、各地ごとにいくらいくらと書かれた箱が脇に設置してありました。
    いまでも郊外に行くと見かけることができる、農産物の無人販売所の仕組みと同じです。
    送金を依頼する人は、指定の金額を箱に入れるだけ。
    やはりそこには見張りも、立会人もいません。

    当時250万の人口を持ち、世界最大の都市であった江戸です。
    その江戸から全国への送金となれば、おそらくそこには、合計すれば何千両といった大金が置かれることになったに違いありません。
    けれど江戸265年間を通じて、往来の激しい日本橋の、その見張りさえいない現金送金ザルが、泥棒被害に遭ったことが、ただの1件も発生していない。
    これまた、驚くべきことだと思います。

    近年に日本にやってくる外国人が、日本の自動販売機が人通りのないところに設置してあっても、襲われないことに驚くと言いますが、普通の日本人なら、その自動販売機を壊して中からカネを盗もうなど、おそらくそんな知恵自体がわいてこないし、思いもしないものです。
    江戸時代には風呂敷に包んであるとはいえ、むき出しに近い現金が山積みになっていたけれど、誰もそれを盗むなどとは思いもしない。
    それが日本人です。

    そういえば、同じく加瀬先生から教えていただいたのですが、江戸時代の享保(きょうほう)年間の話があります。
    享保年間といえば、テレビの時代劇の「暴れん坊将軍」で有名な将軍吉宗の治世です。
    享保年間は、ちょうど20年続いたのですが、その20年間に江戸の小伝馬町の牢屋に収監された犯罪者の数は、いったい何人だったでしょうか。

    答えは「0人」です。
    それはお奉行所が仕事をしないでサボっていたからではありません。
    奉行所が一生懸命仕事をして、犯罪の予防に勤めたから、牢屋に入れられるような犯罪を犯す者自体がいなかったのです。

    「人のものを盗むな」、「人の悪口を言うな」などは、日本人にとっては、ごくあたりまえの常識です。
    すくなくとも昭和30年代くらいまでは、一般的社会風潮として、日本社会に色濃く残っていたように思います。

    うちの実家は市内の街中にありましたが、クルマ好きで自営業を営む父が、家族全員を連れて泊りがけで社員旅行に出かけるときも、家の玄関に鍵などかけなかったし、そもそもその鍵というもの自体が、玄関についていませんでした。

    それが昭和40年代になって、なんと我が家にも一人前に泥棒が入りました。
    警察官がやってきて「家の玄関に鍵をかけない方が悪い」などといわれ、そこで初めて「家の鍵」などという立派なもの(笑)を取り付けることになりました。

    もっとも鍵を持ち歩くという習慣がなかったから、家族の誰もが困らないようにと、鍵は玄関のかもいの上にいつも置きっぱなしでした。
    子供でも手が届くところですから、大人が見れば、ちょうど目の高さくらいに堂々とその鍵が置かれていたわけで、いま思えば、「あれはいったい何だったのだろうか」と、思わず笑えてきます。

    もっとも、我が家に入った泥棒さんのほうも、家内に侵入したは良いけれど、盗むものが何もなくて(本当に家の中には何もなかった)、盗まれたのは壁にかけてあった木製の般若のお面だけでした。
    犯人は近所に越してきた生粋の日本人ではない方の家の中学生の子でした。

    明治以降、日本の治安は極端に悪化しました。
    ひとつは幕末に、いわゆる志士と称する暴れ者たちが、あちこちで斬り合いをしたり、商家を襲って無理やりカネを出させたりということがあったことが(残念なことですが)挙げられます。

    その後に国を二分する戊辰戦争がありましたが、大きな戦いがあると、そのあとに生き残る若者たちが生まれます。
    有名なところが関ヶ原以降に登場した出雲の阿国と傾奇者(かぶきもの)ですが、仲間たちが戦場でみんな死んだのに、どうして自分だけが生き残ったのかと自暴自棄になって極端な行動に走るということは、これは我が国に限らず、世界中であることです。
    いわば人類の本能に近いものといえるかもしれません。
    近いところでも、先の大戦のあと、日本にはいわゆる愚連隊と称する人たちが暴れたりしました。

    ただ、そうはいっても日本人には、どこか「盗みはすれども非道はせず」の日本駄右衛門のように、どこか、まっとうに生きようとする力が必ず働くのですが、明治以降、どうやらそうではない人たちが、かなりの数日本に流入してきました。

    その人達の考え方は、簡単にいえば、従うならばありとあらゆる利益を与えるが、逆らうなら、これまたありとあらゆる非道を加えるというもので、そうした人たちに仕切られた下位の者たちは、理由もわからずに非道を重ねるという結果になりました。

    とりわけ戦後になると、それまで大陸で非道の限りをつくしていた共産パルチザンが日本に上陸し、その後に半島から流入した難民たちを利用して、裏社会に君臨し、その非道を正当化するために、日本人悪玉論を提唱するようになりました。

    いまだに、そうした人非人たちに騙され続けている人たちも哀れなものですが、日本はこれまで70年余に渡って、彼らを保護し、権益を与えて冷静に真人間になることを期待し続けてきました。
    しかしそうやって保護された二世三世、最近では四世たちが、日本で教育を受け、日本で日本人とともに生活していながら、いっこうに改心の様子が見えません。

    その一方で、日本にもともとあった美徳は失われ、あたかも江戸以前の日本が、まるで昔の半島のような収奪と貧困の荒んだ世であったかのような演出までされるようになりました。

    しかし、事実は消すことはできません。
    日本は、世界屈指の高い民度を持つ国だったのです。
    そのことを思い起こし、あらためてまっとうな日本人を取り戻していくことが、おそらく昭和天皇の詔された、次の言葉を噛み締めたいと思います。

    「もしそれ情の激するところ、
     みだりに事端を滋(しげ)くし、
     或(あるい)は同胞排儕(はいせい)
     互(たがい)に時局を乱(みだし)、
     為(ため)に大道(たいどう)を誤り、
     信義を世界に失(うしな)うが如(ごと)きは、
     朕最(もっと)も之これを戒(いまし)む。
     宜(よろし)く挙国(きょこく)一家(いっか)
     子孫相伝(あいつた)へ、
     確(かた)く神州(しんしゅう)の不滅を信じ、
     任(にん)重くして道遠きを念(おも)い、
     総力を将来の建設に傾け、
     道義を篤(あつく)し、
     志操(しそう)を鞏(かたく)し、
     誓(ちか)って国体の精華(せいか)を発揚(はつよう)し、
     世界の進運(しんうん)に後(おくれ)ざらむことを期すべし」

    お読みいただき、ありがとうございました。


    「大和心を語るねずさんのひとりごと」ブログより転載
    http://nezu621.blog7.fc2.com/

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