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宮古島市の左翼民主主義集団

沖縄県宮古島への陸上自衛隊の配備計画で、隊庁舎や宿舎などの駐屯地建設が進められている野原部落会(平良信男会長)が、2016年3月に可決した配備反対決議を今年の3月25日の常会で撤回した。

配備反対決議が撤回されたことで「琉球弧ピースネット」は宮古島の中の、小さな集落の民主主義は潰されたと主張している。

「琉球弧ピースネット」は2年前に野原部落会が反対決議をしたにも関わらず、それを全く聞き入れなかった宮古島市長と沖縄防衛局、防衛省の態度に撤回の原因があると説明している。しかし、それはおかしい。

隊庁舎や宿舎などの駐屯地建設の権限は宮古島市長にある。野原部落にはない。普天間飛行場を辺野古に移設を許可する権限は名護市長にあるし、読谷村や沖縄市にキャンプ・キンザの倉庫の移転を許可するのは読谷村長や沖縄市長にある。議会制民主主義日本の法律はそのようになっている。

選挙で市長、議員を選ぶ権限は市民にあるが、それは政治行政を市長、議員に任せるということであり、政治、行政の権限は市長、議員にある。それが議会制民主主義のルールである。

野原部落の民主主義を潰したのであれば、それは議会制民主主義が野原部落の民主主義を潰したということになる。野原部落会は賛成多数によって撤回したのであるが「琉球弧ピースネット」はその撤回を民主主義とは認めていない。2016年3月に可決した配備反対決議だけが民主主義であると決めつけているのである。

賛成多数も民主主義であったり民主主義ではなかったりするのが「琉球弧ピースネット」の民主主義である。

市長と防衛局は議会制民主主義によってつくられた法律に則って行動をしたのである。しかし、「琉球弧ピースネット」は野原部落の人権は無視され、住民の自治を踏み付けられて、諦めさせられたと主張し、

「反対決議を撤回させたのは、防衛省であり、防衛局であり、宮古島市長であり、危険な基地を小さな集落に押し付ける日本国民であり、私達宮古島市民だということを、私達は自覚しなければならない」
と、防衛省、防衛局、宮古島市長、宮古島市民が小さな集落野原部落の民主主義を潰したと主張している。彼らは民主主義にこだわり法治主義にもこだわっている。 

「琉球弧ピースネット」のメンバーは次のような意見を述べている。

○法治国家と言うけれど、受ける側は法の恩恵に乏しい仕打ちか。形だけで実質はやりたい放題では法の精神に反する。戦前の日本軍の基地つくり。
○面積の大きくない島に危険な基地を押し付けるこの国の在り方を憂う。
○このままだと日本の民主主義というものは死滅させられてしまう予感がする。住民、民衆の声を全くと言っていい程聞かなくなり、無視する様になってしまっているのだ。

 宮古島市長は宮古島市民の選挙で選ばれた。国会議員は国民の選挙で選ばれた。行政を担う政府は国会の議員の賛成多数によって誕生する。防衛省のトップは防衛大臣である。

「琉球弧ピースネット」はそんな日本の議会制民主議が日本の民主主義を死滅させてしまうと予感しているのである。あきれるしかない。彼らのいう民主主義とは一体どんなものだろう。

「琉球弧ピースネット」は説明で
南西諸島の陸自配備計画が急速に進められようとしています、島々がミサイル配備などの軍事化によりこの地域の緊張が高まり、標的になります。

住民である私たちは、全島避難計画も無く、避難手段も無く、食料・燃料輸送も途絶え、ミサイル攻撃に曝され島の全てが破壊されます。
武力では島の生活が守れない。その思いを柱に、島の外の人たちと広く情報を共有し力に変えて、島々の軍事化を止めて行きましょう。

と述べている。説明を読めば「琉球弧ピースネット」は宮古島への自衛隊配備に反対する人たちのグループであることが分かる。

ミサイル配備をすればミサイル攻撃されると大嘘をついているグループなのだ。日本は議会制民主主義国家であり自衛隊はシビリアンコントロールされているから自衛隊を配備しても宮古島が軍事化されることはない。それなのに軍事化されるという。それはもう妄想であるとしか言えない。間違った妄想を宮古市民に広めようとしているのが「琉球弧ピースネット」である。

彼らのいう民主主義は議会制民主主義を否定している。議会制民主主義による法治主義も否定している。彼らの民主主義とはどういう民主主義なのか。

なんと、「琉球弧ピースネット」のおすすめのグループの中に「望月記者(東京新聞)と前川前次官、伊藤詩織さんを応援」がある。「琉球弧ピースネット」は天下り斡旋で文科省を辞めさせられ、共産党などの左翼政党や団体によって講演をやっている前川喜平前文部科学事務次官を応援しているのだ。

「琉球弧ピースネット」を見つけたのは三上智恵氏のフェイスブックである。彼女のフェイスブックに石嶺香織さんがグループ「琉球弧ピースネット」でリンクをシェアしましたとあった。

前川氏を応援し、三上智恵、石嶺香織とつながりがあるということは「琉球弧ピースネット」は確実に左翼グループであるということだ。
「琉球弧ピースネット」の主張する民主主義は議会制民主主義を否定する左翼民主主義である。


「沖縄に内なる民主主義はあるか」より転載
http://hijai.ti-da.net/

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