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中国で「旭日旗所持」「日本軍服着用」なら最高5年懲役!?

 こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。
 現在、中国の全国人民代表大会(全人代)が、開催されてます(3月5日~20日)。全人代は、日本の「国会」のようなもので、憲法改正など国の一番大事な法律を作る会議となります。

 今大会で一番注目されるのは、習近平主席が国家主席の任期を撤廃すること。これは実質的に、習近平主席が北朝鮮のように「終身制」となる悪法です。全人代は、日本の国会のように議員の投票で議案を可決しますが、実際は、投票はあくまでも「民主主義ごっこ」。世界に向けて「中国は民主主義国家だ」と見せかける芝居なのです! 習近平主席の任期撤廃草案は、ほぼ100%可決は間違いありません。

 さて、今回は日本人の皆様にもっと衝撃的な法案を紹介します。
 ご存知の通り、韓国では旭日旗のようなマークが付いてるの商品の販売や所持は批判されて、よくマスメディアの槍玉にあげられています。しかし、中国では商品の撤去と謝罪だけでは済みません。刑事犯罪になります。

「親日罪」の作成のきっかけ

 「親日罪」の提案のきっかけは、2018年2月25日、中国の機関メディア『環球時報』によれば、中国のインターネット上で、旧日本軍のコスプレで撮影された写真が投稿されました。撮影した場所は、江蘇省南京市の紫金山にある抗日戦争の遺構前でした。その被写体の2人の中国人青年が、当日拘束されて、15日間拘留され、教育されます。

■中国語の記事
http://news.163.com/18/0226/09/DBIEJ5OJ0001899N.html

 ネット上では「戦争被害者を侮辱するな!」などのコメントが書き込まれ炎上しました。さらに「南京大虐殺」の生存者まで怒りの声を上げたと伝えました。
 また、この事件の数カ月前に、中国版SNS『微信(WeChat)』で、「南京大虐殺で30万人が殺されたのは多過ぎる」と投稿した青年も、当日逮捕され行政拘留5日の処分を受けました。

 こうした騒動について、自称「南京大虐殺の生存者」の陳徳寿氏は「非常に不愉快だ」とし、「十数日程度の行政拘留では、教育目的など果たせない」と述べました。

『精日』とは?

 では、これらの事件の「犯人」はいったい何者なのでしょうか? 実は、近年、日本を訪れる中国人観光客が急増し、優れた日本人の素養、日本の文化、製品、食品、社会制度などを自分の目で確かめた中国人が増えました。結果、親日家が急増している状況です。そのため自身のことを日本人のように躾け、自分の心も日本人と同化するような価値観の中国人が「精神面はすでに日本人」→「精神日本人」、さらにこれを略して「精日」と呼ばれています。この「精日」はたくさん存在してます。

 「精日」の普段の生活では、

●日本人が愛用する「顔文字」を使って中国のSNSで投稿する
●日本の伝統文化とサブカルチャーをたっぷり満喫し、精通している
●生活空間に常に清潔感を持ち、公衆の場で日本人のように静かにしたり、横断歩道に渡る際に絶対に信号無視しない
●お寿司などの和食が大好き
●ファッションセンスも今風の日本を追いかける
●さらには太平洋戦争についての歴史認識とその立場は保守系日本人とほぼ一致するレベルになっている

 その最大の特長として「精日」は、必ず「南京大虐殺」を否定し「南京大虐殺」のウソの証拠を中国のSNSに頻繁に投稿する人々なのです。

 つまり筆者自身も「精日」の一人なのです(笑)

●「精日」は中国共産党にとって恐ろしい存在

 まさに、中国人のことを一番分かるのは中国人。中国人自身が「南京大虐殺」のウソを暴くのは、何より有力な「ホワイトプロパガンダ」になります。そのような脅威と感じる中国共産党は―――

 ちょうど、今回の「軍服コスプレ事件」は全人代の直前のことであり、中国共産党内部がピンと来て、一層刑法改正しようとしたわけです。そのため、「表現の自由」と関わるエンターテイメント部門に所属する中国人民政治協商会議の「人大委員」を務めているジャッキー・チェン氏など38人の芸能人委員は、共同署名で「中華人民共和国の国格と民族の尊厳を保護する法案」を作成しました。

 この草案の具体的な内容は以下の通り:
 
「中華人民共和国の国格と民族の尊厳を保護する法案」

①国歌国旗法に追加
 中華人民共和国の国格を損害し、中華民族の尊厳を侵害して、日本軍国主義、日本武士道精神を美化する行為は中華人民共和国の国旗、国歌、国章を毀損する行為と同罪となります。国旗、国章、国歌法の分類に入れます。

②刑法に追加
・日本軍国主義と見られる衣装とアイテムと図案を生産、製造、販売、使用、所持する行為
・旧日本軍という侵略者をモノマネする表現(抗日ドラマ除外)
・日本帝国主義による中華民族の被害、「南京大虐殺」など歴史事実を否定する表現(投稿、発言、出版など)
・抗日戦争に参加した中国共産党軍の英雄を侮辱する表現(投稿、発言、出版など)
・「南京大虐殺」紀念館など抗日戦争の記念物を損害する行為
 上記のいずれかに該当する文字、画像、発言、映像作品、音声作品、演出、出版物などと関与する人(国籍問わず)に対して、刑法に適用し、最高5年間までの有期懲役を罰されます。

 この悪法に一番深刻なな問題は、中国の国境内で「南京大虐殺」を否定する行為の人間(国籍問わず)は刑事犯罪になることです。施行されれば、旭日旗などのような旧日本軍のシンボル、現役海上自衛隊のシンボルと見られるマークが印刷された商品を身に付けたり、旧日本軍の戦艦を美少女に擬人化するオンラインゲーム「艦これ」をプレイしたりすることも、いずれ曖昧な基準で「日本ファシズム軍国主義の美化だ」として、最高5年の懲役に処されるかもしれません。 
 さらに拡大すると、日章旗という日本国旗、天皇陛下の家紋「御菊紋」、「君が代」を歌うことも、和服と見られる衣装の着用も罪とされ、こうなると中国を訪問した日本人まで逮捕される可能性があるわけです。

 中国は人治国家なので、有罪無罪、罪の重さは全部共産党の気分次第です。もはやこれは、日本民族に対する民族的な差別とも言うべき法律となります。

日本政府は中国の悪法「親日法」に抗議、施行を許すな!

 この草案が通れば、中国共産党は歴史戦のために作った最も有力な悪法となり、中国国民のみならず、日本人を含む外国人が中国国内で南京大虐殺を否定する行為は最高5年の懲役となります。

 近年、誰も「南京大虐殺のウソ」を否定できなくなってきました。そのまま、「終身制度」の習近平主席が30年も続いたら、南京大虐殺、731部隊、中国人慰安婦を強制連行などは「世界公認の歴史」になってしまいます。

 日本政府は、このような悪法を今のうちに抗議しておかないと、日本人の子孫は、さらに100年間にわたって謝罪し続けなければならなくなってしまいます!!

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