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中国共産党は再び教科書改ざん!その詳細は?

 こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。
 日本では、数十年前から「アジア侵略歴史の改ざんは許さない!」などと、中国や韓国そして日本国内、世界中の左翼が批判しています。まだ日本に移住する前、僕は本当に「日本の右翼による教科書の改ざん」という中国共産党のプロパガンダを信じていました。しかし、日本の歴史改ざんを最もヒステリックに批判するのが中華人民共和国と韓国で、その理由はズバリ「自己投影」だということが分かってから、騙されないようになりました。

 韓国が独立後の一時期、漢字を廃止してハングル以外を使わせない国語政策をとったのには、漢字で書かれた過去の歴史資料を現在の韓国人に読ませないようにするためだと、頭脳明晰なある韓国人は説明してくれました。過去の歴史を点検できなければ、教科書をいくら改ざんしても分からない。韓国の歴史だけでなく、周辺国との関係史も政治家のおもちゃになってしまうのです。そうやって「慰安婦」や「徴用工」などのデタラメをいくらでも創作し、簡単に国民に吹き込むことができる。北朝鮮の教科書も金一族の3世代を“ファンタジー小説のヒーロー”として描くことができるわけです。
 中華人民共和国の「簡体字」も巧妙な庶民に対する工作です。台湾、香港、マカオ、マレーシアなど「繁体字」を使う華人文化圏で流通している真実や情報、また繁体字で書かれた世界の歴史資料を、大陸の中国人が読解できないようにした発明なのです。

バカバカしい中国の国定歴史教科書

 僕が中学生の頃に国定教科書で学んだ歴史を日本人や香港人に話したら、彼らに失笑されました。以下は、歴史的事件に対して教科書に書かれている内容です。

1)抗日戦争は中国共産党が日本兵を退治した → 実際は太平洋戦争でアメリカの原爆で日本は負けた。

2)チンギス・ハーンは中国人で「元」という朝廷の中華皇帝 → 実際は中国を完全支配したモンゴル帝国の首長。

3)鄭成功は台湾のオランダ人侵略者を駆逐して、固有領土(台湾)を回収した → 実際は鄭成功の軍が台湾を侵略した。

4)日本軍が傀儡政府「偽満州国」を操縦して中国侵略の拠点にした → 実際は満州国は本物の政府で、日本軍はインフラ整備、戦乱の治安維持のPKOみたいな活動してるだけだった。

5)ベトナム戦争は米帝国主義からベトナム同胞を解放する「援越抗美」戦争 → 実際はベトナムを侵略し、放火、強姦、窃盗なんでもやった人民解放軍を米軍が撃退する戦争だった。

6)文化大革命は毛沢東の一時的な過ち、資本主義が復権しないように総括したもの → 実際は毛沢東と他の共産党員の内ゲバの殺し合いの権力闘争で中国人民の命まで巻き込んだ。

7)天安門事件、記載無し。

8)50年代に苦難のチベット人民を解放した → 実際はチベット国を侵略、大虐殺した。

9)米帝国主義が韓国を拠点にして北朝鮮に「北進」侵略したことに対して、「抗米援朝」を掲げて人民解放軍の志願軍が朝鮮人民を助け、米帝国主義を撃退して休戦に持ち込んだ → 実際は、ソ連と結んだ北朝鮮が先に韓国を「南進」侵略した。人民解放軍は韓国に入り、韓国人を強姦、虐殺した。

10)中華民族は56の少数民族で構成してる → 実際は周辺の小国を侵略して、民族浄化している。台湾の原住民まで入れて、少数民族の総計を56個と計算した。実際のチベットとウィグル、モンゴル、台湾は中華とまったく関係ない。

 いずれも飲み会の時に日本人の友人に紹介したら、噴飯しそうに、みんなの娯楽になりました。

エスカレートしてる習近平政権の歴史改ざん

 そして、2018年に習近平主席は国定歴史教科書の更なる改ざんを行いました。

具体的に項目を言うと:

1)旧版:文化大革命を「10年動乱」として10年間の悲劇を一つの独立した章で紹介した。
 新版:文化大革命の章自体を削除して、別の「社会主義建設の茨の道」という章と統合した。

2)旧版:文化大革命は「動乱」「災難」と定義されていた。
 新版:文化大革命は「動乱」「災難」というマイナスの定義を削除し、「社会主義への道は茨の道、10年間の建設」という中国共産党の努力を強調して、プラスの定義に改ざんした。

3)旧版:「毛沢東主席は誤って、党内の修正主義の党員が資本主義を復権させようとしていると勘違いし、社会主義の方向に間違えないように多くの党員を総括した」
 新版:「毛沢東主席は、党内の修正主義の党員が資本主義の復権させようとしていると判定して、社会主義の方向に間違えないように多くの党員を総括した」
 ここに「誤って」「勘違い」を削除して、「毛沢東は正確に判断した」の意味に改ざんした。つまり「文化大革命は正しい革命」という認識に改ざんしました。
 まとめに「世界中どの国でも革命は茨の道、中国共産党は文化大革命を経験して前に進みます」と中国共産党の功績として再び賛美しました。

4)旧版:「釣魚島」(尖閣諸島)と「南シナ海」に関する記載は一切なし。
 新版:「釣魚島(尖閣諸島)と南シナ海も中国の固有領土」として、その「歴史の証」を追加した。

5)旧版:チベット、ウィグル、台湾の領有権を強調する記載なし。
 新版:「チベット、ウィグル、台湾は古(いにしえ)から中国の固有領土」として新規の章で紹介。
 こうやって、教科書を自由自在に改ざんして、将来、沖縄を侵攻する準備として「琉球省は古から中国の固有領土」とまで中国人を洗脳している。

まとめ

日本の「逆改ざん」に呆れた!

 僕は日本に来てから、中国政府の洗脳が解け、実際の日本の教科書は中国共産党が言うような「右翼の歴史修正主義者の政治家による改ざん」ではなく、むしろ「逆改ざん」されてるんじゃないかと思うようになりました。日本の共産主義者とGHQ(連合国最高司令部)による改ざんが酷かったことを、僕は日本に住むようになってから知りました。

 それを訂正するために、新しい教科書を作る運動に励む日本の皆様に対して、反日勢力が「ネオナチ」など言論弾圧のレッテルを貼って反対しています。実際、彼らがやってることは中国共産党や朝鮮半島と一緒です。存在しない「南京事件」に実在する「通州事件」、そして、中国の「天安門事件」や、チベット、ウィグルへの侵略の正確な記述を、新しい日本の教科書に正確に記述することが急務です。

 日本の若者に正しい歴史認識を伝えるのは、今後の日本の「百年の計」となります。

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