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正体を現し始めた池上彰氏

 さも中立的に分かりやすく社会の出来事を解説することをウリにしてきた池上彰氏が、その正体を現し始めた。12月12日に放送されたバラエティー番組『教えてもらう前と後』(TBS系)で司会を務めた池上彰は、あろうことか北朝鮮が、安倍政権の支持率維持を目的として軍事挑発をしている可能性を示唆したのである。

池上彰ファンクラブ公式サイトより引用 http://www.akiraikegami.com/

池上彰ファンクラブ公式サイトより引用
http://www.akiraikegami.com/

 このニュースをご存じない方のために詳述すると、今年10月の衆議院総選挙後に、麻生太郎副総理が発した、「(選挙の勝利は)明らかに北朝鮮のおかげ」との発言を取り上げ、安倍内閣の危機には、必ず北朝鮮がミサイルを発射していることを、具体例を挙げて説明した。たしかに北朝鮮は、今年3月の務台俊介元政務官の「長靴業界は儲かった」発言後に5発、4月の山本幸三前地方創生大臣「学芸員はがん」発言や、今村雅弘前復興大臣の「まだ東北でよかった」発言後に3発、5月の大西英男衆議院議員の「がん患者は働かなくていい」発言後に3発、ミサイルを発射している。しかし、それを安倍政権と北朝鮮が連携したヤラセだと考える人間は、よほど陰謀論好きな無教養人だけだろう。しかも、「因果関係があるわけではないと信じたい」とエクスキューズを入れながら、「失言が消えてしまったり、下がりかけていた安倍内閣の支持率が上がったりしたのは事実」と締めくくり、強烈な印象操作を行っている。

 池上氏は、以前も別番組で「A級戦犯合祀が明らかになって以来、昭和天皇は一度も靖国神社を参拝されないまま亡くなりました」と、因果性が証明されていない歴史的事実を、さも因果関係があるかのごとき印象操作を行ってる。ただ、これについては、左翼系研究者の中に同趣旨の主張している者もいるので、一方的ではあるが他の地上波テレビ番組と比較すれば、ありがちな偏向報道に過ぎない。
 だが、今回の印象操作は度が過ぎている。池上氏のウリは冒頭にも記したように「分かりやすく社会の出来事を解説する」点であるが、実は新聞や地上波TVなど偏向オールドメディアの代弁者に過ぎない。その実態が満天下に知れたのが自民党の小泉進次郎代議士とのやり取りだった。池上氏の選挙特番は人気が有り、タブーに切り込む姿勢から「池上無双」と揶揄されていたが、今年の衆院選挙後に小泉氏に「自民党の中で安倍さんに批判的なことを誰も言えなくなってきてるんじゃないですか?」と例によって安倍独裁の印象操作を試みたところ、逆に「私言ってるけど中々報じてもらえないんですよ。新聞の軽減税率を反対だってこともなかなかテレビじゃ報じてくれないんですよ」と反論され、一言も言い返せなかったのである。

 偏向報道著しいNHK出身で子どもニュースを解説していた者に、大の大人が期待するのがどうかしていると考えれば、怒るほどでもないのかも知れない。しかし、新聞と地上波テレビだけが情報ソースの老人も一票を持つのが民主政治だと考えるならば、彼の偏向姿勢は看過できないレベルになったのではないだろうか。

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